ある不幸な月曜日

ある月曜日のことだった。いつもの職場でないところに一日外出だった小生は、ひそかに普段では行けない場所のラーメン二郎に行こうと画策していた。

　その場所に行くつもりで、某線に乗ったのだが、同乗者の関係で成り行き上、行き過ぎてしまった。しかし、せっかくのチャンスだ、ここであきらめたくないぞ。
　ということで、タクシーに乗ってくだんのお店までかけつけた。おっ、行列がないぞ。ラッキー！って、おい・・・臨時休業かよ(汗)


　うーん、タクシーにまで乗ってきたのに・・・くやしいなあ。しかたない、ここから少し行ったところにもう一軒美味しいラーメン屋があったはずだ。
　ということで、ポコポコ歩くこと１５分、目指すラーメン屋さんの前にたどり着くと、今度は、この貼り紙が・・・ガーン(涙)

　どひゃ～、もうなんという・・・しかたないとはいえ、無性に腹が立ってきた。なんか半分怒りながら、半分泣いて不思議な気分。
　ヤケ気味に、そばにあった吉○家に入り、牛丼をかきこんだ。小生にとっては、復活後最初の経験だったが、興奮気味に食べたせいもあり、味はわからなかった。

　結局、吉○家に入った３分後、再びタクシーに乗っているオヤジがいた。ラーメン二郎を食うためにタクシーに乗り、途方にくれて、帰りもまたタクシー・・・
　牛丼一杯が２０００円以上・・・なんて高級なものを食べたこと(汗)・・・まあ、二郎を食べたとしても合計すれば２０００円以上になったのだが(苦笑)

　以来、ますます二郎欠乏症になり、食べたい気持ちが募っている。ああ、近々二郎に行きたいなあ。
　ぽっぽっ屋やどっと屋も美味しいんだが、やはり二郎のワイルドな味が恋しくなっている小生であった。

　はっ、そういえば学生の頃、三田の二郎って、空いた席にどんどん座り、オヤジが順番を適当に覚えていたのだが、なぜか順番を抜かされていることがやたら多かったぞ。
　うーん、もしかして小生、不幸な星のもとに生まれていたりして・・・この日のことで、そんな暗い過去を思い出した小生であった(涙)