アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

秋らくごで市馬を満喫

2009-10-25 07:10:23 | 落語
秋の気分一杯の季節であるが、その名も秋らくごと銘打った落語会が行われ、ごひいきの市馬が出ると聞けばいくしかない・・・ということでよみうりホールに出かけた。

 さて、開口一番は市也で「金明竹」・・・稽古始めましたって感じか。しかし、肝心のところで噛んじゃいかんぞ(汗)
 そして、次いで出てきたのが一之輔、王楽と同い年で、間違いなく将来の落語会を背負って立つ男だろう。「茶の湯」をやった。

 むむむ・・・面白い。表情。間の取り方いずれもなかなか長けている。しかし、どうみても王楽と同い年には見えない(苦笑)
 そして、今回の会のお楽しみの一人、川柳川柳だ。前回寄席で見たときは、あまりご機嫌でなかったのか、ブツブツやっていたが、さすがにお客さんも多く、楽しそう。

 今回もガーコン・・・というか、基本的に三十年以上、ガーコンしか聴いたことがないが、何度聴いても面白い。のどの調子が悪いといいつつ、歌いまくりだ。
 すっかり軍歌とジャズの空気が一杯になったところで、仲入り。なんとなく、歌が入りまくるのではないかという予感も・・・

 さて、仲入り後は白酒が登場。「替り目」をやる。声がいい噺家で、でっぷりとしていることもあり、酔っ払いが抜群。しかし、ガーコンの流れでラバウル小唄まで歌う・・・
 うーん、これはもう市馬に至っては・・・と思いつつ、お待ちかねの市馬だ。冒頭、みんなそろいもそろって歌いまくって・・・と振りながら、何をやるのって見ていたら、来たあ~っ。十八番中の十八番「掛取り」だ。

 ウハハハ・・・さすがに自分も歌いたかったとしか思えない(爆)しかし、さすがにこれは絶品だ。狂歌、相撲甚句、歌舞伎、そして三橋美智也と畳み掛ける。
 またいずれもが抜群の切れ味だ。上手い!

 どうも後から考えると、違うネタを想定していたのか、多少はしょったところはあったが、すっかり堪能させてもらった。
 大満足で会場を後にしたが、まだ時間は昼下がり、普通なら今日の噺の感想を出しながら、一杯というところだが、今回は違った。

 というのは、ここから出かけるところがあったのだ・・・って、続きはいずれまた!
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