アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

高湯温泉「吾妻屋」

2008-09-19 06:24:04 | 日本秘湯を守る会
おなじみ日本秘湯を守る会の宿めぐり、今日も先日出かけたところを紹介しよう。日本秘湯を守る会の登録旅館は、東北にやたら多く、西日本には少ない。


 それだけ秘湯らしい不便なところが多いのだが、今日紹介する吾妻屋は福島西インターから30分程度で到着できる。しかも携帯もつながる(嬉)
 数軒の旅館がある高湯温泉だが、はす向かいにも秘湯の宿がある。これだけ至近に二軒あるのは珍しいかも。車を降りると硫黄の匂いがした。

 ふれこみでは10室しかないとのことだったが、入り口はそれなりに大きい。しかし入ると若女将のなんとも暖かく、そして丁寧なインフォメーションが迎えてくれた
 ほんとに少ないスタッフで、家族的にお客様をもてなしているようだ。なにしろ、飲み物コーナーの飲み物は、自己申告で精算という。ちょっと気持ちがいい。


 もちろん露天風呂、内風呂などお風呂もたくさんあり、硫黄の湯の花がたくさん浮いた温泉は抜群。特に、トップ写真のここは、日没までしか入れない絶品のお風呂だった
 お風呂の写真を撮っていたら、一緒に入っていたお客さんが、「お顔を入れて写真撮りましょうか?」と話しかけてきた。

 さすがにそれは・・・(汗)であるが、聞いてみると、どうやらお風呂にいた他のお客さんは、全員この宿のリピーターのようだ。常連さんが多い様子である。
 ここの宿の心が嬉しいのは、露天風呂の入り口にバスタオルも浴衣もたくさんあり、自由に使えるし、着替えもOKということだ。


 お客様のリクエストにきめ細かく応えてくれている感じだが、お部屋も清潔でさわやかな印象だし、二食とも部屋食なのも嬉しい
 食事も変わったものはないが、品数も多く、ヘルシーで美味しいものだった。興に乗って、ハーフボトルのワインを頼んだが、美味しい時間をすごせた。

 うーむ、これはいい!リピーターが多いのもむべなるかなである。東京からの距離といい、秘湯としては設備もいい。しかもお風呂もいいし、心が嬉しくなる宿だ。
 ぜひ、また心が疲れたら来てみたい・・・吾妻屋はそんな宿だった。
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