アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

仙仁温泉「岩の湯」

2010-08-23 06:24:40 | 日本秘湯を守る会
毎度おなじみ「日本秘湯を守る会」、この夏最初に泊まったのは長野にある仙仁温泉「岩の湯」である。ここは、ガイドブックによれば大変な人気の宿で、小生も何を隠そう一年前の八月に予約がなんとか取れたという・・・


 場所は須坂から菅平に向う途中。当然ながら渓流沿いの静かな佇まいだ。入り口がすでにいい雰囲気を漂わせている。チェックインに合わせて、2:15頃に入った。
 すると、すでに駐車場はたくさんの車で一杯。どうやらぴったり二時に来ているお客さんが多いようだ。ロビーで手続きすると抹茶が出る。すでに癒しの時間が始まっている。

 秘湯としては抜群に洗練された雰囲気が漂っている。群馬の旅籠に通じるような感じもするが、こちらの方が和洋取り混ぜた自然体というべきか。
 何箇所か貸切露天風呂があり、どれも予約なしで入れるのだが、これがなんとも贅沢な空間。露天風呂と内風呂がセットされている。実際、下手な宿のメイン浴場くらいある。シャンプーやシャワーも完備しており、これが無料で入れるのも嬉しい。

 そして売りは仙人の湯という洞窟風呂。お風呂は混浴だが、専用の湯浴み着があり、快適に入れる上に、ここがなんとも大きく、探検めいた感じもする
 お風呂は当然源泉かけ流しだが、ぬるめなので、ゆっくりつかって温水プール感覚で楽しめる。さすがにここの写真は撮れなかったが・・・(汗)


 また遊歩道や、お部屋とは別に随所にあるラウンジや書斎風の空間など、すべてが癒しにつながるような心遣いが満ち満ちている。
 という、この文書もその書斎風スペースでセミの声と癒しのBGMのハーモニーの中で書いている。うーん、たまらなく静かな時間である。

 ここに来たら、観光目的でバシバシ移動するのは似合わない。「何もしない」をしにくる宿だ。そういう意味でほんとのリゾートを感じた。
 来年の8月の予約をフロントに相談した。すでにかなり埋まっていて、週末はおろか、平日も金曜だと絶望的のようだった。うーん、恐るべし・・・仙仁温泉

 とりあえず平日に、こっそり予約を取っておいて、ルイーザをお誘いして・・・なんて思いたくなる宿、それが岩の湯だった。←だからそもそも取れないんだって(汗)


 あっ、ルイーザはベジタリアンだから無理かあ・・・でもダメもとで・・・って、まずは予約が取れてからかにしろって。うーん、なんとなく落語の「紺屋高尾」みたい(←このオチ自体がマニアでは・・・)(苦笑)

 ちなみに、料理については別記事にて紹介したい・・・
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