いつものようにネットを眺めていたら、オッ!これは・・・と思う記事が目に留まった。題して「脱・老害の傾向と対策」として、欽ちゃんとナベツネがヤリ玉にあがっている。
「老害」というキーワードでネットを検索すると出てくるのが、この二人の名前だというのだ。欽ちゃんについては、お笑い芸人なのに、全く面白くなく、感動の押し売りしかできないという論調である。
コント55号でブレイクした欽ちゃんもいまや70歳、なるほど・・・と。
しかし、小生が注目したのは、その記事の中のこのくだりだ。「1981年には52歳1カ月だった社長の平均年齢は2010年には59歳7カ月と30年連続で上昇」しており、「2010年の社長交代率は2.47%で、過去最低を更新」・・・
1981年頃に、中間管理職で実質会社を仕切っていた人たちが、表面上、会社を去った後も、院政よろしくいまだに影響力を持っているなんて会社もありそうだ。
っていうか、そういう会社を、小生実際に知っているから言うのであって、昭和30年代後半から40年頃に入社した方たちは、上の層が薄いため、課長クラスで、すでに会社を仕切り、特徴的なのは、それを後進にバトンタッチしようとしない傾向があることだ。
先日、払い過ぎの年金問題でテレビのインタビューに答えていたご老人が「年金引き下げは反対だ。今でも少ないのに・・・」と言っていた。
小生の世代から言わせれば、「では、下げないために、われわれにはもっと払い、かつもらうのを下げろというのか」と言いたくなった。
今年金をもらっている方たちは、支払額<受給額であり、その差額を負担しているのは、自分たちの子供や孫の世代だということを実感しているのだろうか。
とはいえ、こんなことを何十年も繰り返しても暴動もクーデターも起きないのは、日本人が若い人も含めて「基本的には、仕組みを変えたくない国民」だからだ。
この特性を持っている限り、今若い人たちもいずれ老害と呼ばれるときが来る。おそらく、仕組みを変えるエネルギーを持っている人たちは外国に行くだろう。
企業に対する税金や、年金等の負担を考えれば、今でもまともにやって利益が出ることが不思議なくらいなのだが、今後はさらに・・・だろう。
日本という国の仕組みは、個人を幸せにするとはとても思えないのが悲しい。それに気づくのが遅すぎた小生、自分の愚かさに嫌悪感がはしる。
「老害」というキーワードでネットを検索すると出てくるのが、この二人の名前だというのだ。欽ちゃんについては、お笑い芸人なのに、全く面白くなく、感動の押し売りしかできないという論調である。
コント55号でブレイクした欽ちゃんもいまや70歳、なるほど・・・と。
しかし、小生が注目したのは、その記事の中のこのくだりだ。「1981年には52歳1カ月だった社長の平均年齢は2010年には59歳7カ月と30年連続で上昇」しており、「2010年の社長交代率は2.47%で、過去最低を更新」・・・
1981年頃に、中間管理職で実質会社を仕切っていた人たちが、表面上、会社を去った後も、院政よろしくいまだに影響力を持っているなんて会社もありそうだ。
っていうか、そういう会社を、小生実際に知っているから言うのであって、昭和30年代後半から40年頃に入社した方たちは、上の層が薄いため、課長クラスで、すでに会社を仕切り、特徴的なのは、それを後進にバトンタッチしようとしない傾向があることだ。
先日、払い過ぎの年金問題でテレビのインタビューに答えていたご老人が「年金引き下げは反対だ。今でも少ないのに・・・」と言っていた。
小生の世代から言わせれば、「では、下げないために、われわれにはもっと払い、かつもらうのを下げろというのか」と言いたくなった。
今年金をもらっている方たちは、支払額<受給額であり、その差額を負担しているのは、自分たちの子供や孫の世代だということを実感しているのだろうか。
とはいえ、こんなことを何十年も繰り返しても暴動もクーデターも起きないのは、日本人が若い人も含めて「基本的には、仕組みを変えたくない国民」だからだ。
この特性を持っている限り、今若い人たちもいずれ老害と呼ばれるときが来る。おそらく、仕組みを変えるエネルギーを持っている人たちは外国に行くだろう。
企業に対する税金や、年金等の負担を考えれば、今でもまともにやって利益が出ることが不思議なくらいなのだが、今後はさらに・・・だろう。
日本という国の仕組みは、個人を幸せにするとはとても思えないのが悲しい。それに気づくのが遅すぎた小生、自分の愚かさに嫌悪感がはしる。
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