岩の湯に出かけたとき、よく立ち寄るのが小布施である。葛飾北斎がスポンサーとして頼っていた髙井鴻山が小布施の人だったため、彼は晩年小布施に過ごしており、数々の作品を残している。
それに加えて、「るるぶ」あたりで紹介されそうなスポットが数多く、ランチなどもかねてよく立ち寄る次第。
最近の定番になっているのが、小布施堂の姉妹店「えんとつ」でモンブラン朱雀をいただくことだ。
お布施堂の朱雀は、栗の季節の限定商品で、完全日時予約制になっていて、なかなかハードルが高い上に、お値段も高い(汗)
ところが、えんとつでいただくモンブラン朱雀は、それよりはるかに安く、しかも予約不要、かつ通年でいただける。
とはいえ、これまで店内が広くないこともあり、毎回少し待つようなことになっていて、それはやむなしだね・・・と。
ところが、今回はゴールデンウィーク明けの平日だったせいか、びっくりするほど空いていて、待つこともなく入店できた。
メニューはモンブラン朱雀にセットのドリンクのみ。価格は2000円と朱雀の1/4だ。ほどなく出てきたのがトップ写真のこれ。
写真ではわかりにくいが、なかなかのサイズだ。高さは10センチ近くありそうだ。モンブランのクリームも美味しいが、表面だけでなく中もぎっしりしていて濃厚だ。
食べ応えも十分で、ランチの後のデザート程度に考えるとどっしりくる。いつか話のタネに本家朱雀も食べてみたいが、個人的にはこちらで十分だ。
食べ応えはあるが、甘さが上品でしつこくないので、スイスイと食べられる。お腹も十分な感じになってご馳走さまと・・・
ところが、なにしろスムーズに行き過ぎたので、岩の湯のチェックインには余裕がある。そこで思い出したのが、小布施のお味噌屋さん。
2023年にお邪魔した浅間温泉「富士乃湯」でいただいたお味噌が大変美味しかったので、どちらのお味噌かとお聞きしたところ、小布施と聞いていたのだ。
えんとつからほど近く、お店はすぐに見つかった。そこの女将さんに事情を話しながら、いいお味噌を購入させていただいた。
さて、ほどほどの時間になった。岩の湯を目指そう・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます