アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

政治的公平って・・・なんだ

2016-04-08 17:56:39 | つれづれ
民進党の山尾議員のガソリン代疑惑でマスコミは、一年で地球5周分だと・・・と、ここぞとばかり責め立てている。彼女の答弁の評価についてここで触れることは避けておくが、やはり小生なんとも気持ち悪い空気を拭い去れないでいる。

 一部の右寄りのマスコミは、民主党のブーメランがここにも・・・とはやしたてている。が、少なからず記者会見をしている山尾氏に対し、甘利氏はいまだに釈明の見込みすら立っていない。
 ついでに言えば、不祥事だとしても、比べるレベルではないだろうと。

 同様に、一部の報道では紹介されているが、山尾氏のガソリン代の件は2012年の一年度に限られているが、どこかの総理大臣や官房長官のガソリン代は、毎年高額計上されている。総理大臣に至っては、野党時代も含め毎年地球12周程度らしいが、妥当なのか
 さらに、官房長官自身は、適切に処理していると述べているが、山尾氏と同レベルということで、毎年地球5周している。適切ということなら、地球5周は妥当ということになる。これは追及されないのか


 そういえば、小渕何某の会計については、その後音沙汰なくなったが、もはや不問か。
 小生がここで言いたいのは、山尾氏の擁護ではない。マスコミの姿勢を質したいということだ。仄聞するところによれば、山尾氏の件のネタ元は政府からという。結果はどうあれ、山尾氏のイメージダウンという目的は達したと思われる。

 某総務大臣のいう政治的公平性とは、どうやら「政府批判」の有無にあるようで、山尾氏や野党を責め立てるのは公平らしい(汗) 本来の放送法の政治的公平という意味はまったくすり替えられている。
 ちなみに、こんな記事が見つかった「これほど異常な民主政国家は見たことがない」個人的に言うと、激しく同意である。

 これが天下のNYタイムスの東京支局長の見解だ。ということは、アメリカから見た日本はそういう国だということだ。
 少なくとも今の日本が民主国家だなんてとても思えない。報道の自由度は世界66位、一票の格差は世界的にみるとありえないレベル。

 およそ、政府批判の記事のボリュームの少なさにおいては、民主国家とは言えないレベルだろう。
 私見だが、政府やマスコミを通じて、「日本っていい国でしょ」と洗脳作業をされているからとしか思えない。

 民主党が与党だったころのTPPの経済効果が、今では何倍にもなっている。当時経済効果がないし、農業などが・・・と絶対反対であった党が、あたかも当時民主党が反対していたかのような顔をしていることを忘れてはいけないのではと・・・

 この記事が政治的に公平でないとして削除されないか、ちょっと楽しみだ。
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