麺や七彩のチャーシュー麺

先日、最近一部で評判になっている都立家政の近くの麺や七彩に行ってきた。行列必至というので、12時ちょっと前に着いたところ、店内の待ちが６名くらい、おお、これならそれほど待たないかも・・・

　と思い、並んだが、それからが長い道のりだった(汗)。このラーメン屋、先日、かの支那そば屋の店主佐野実が、テレビで紹介してから人気に火がついたという。
　佐野実といえば、ガチンコラーメン道などでもおなじみだし、食材へのこだわりは有名である。その佐野実が紹介したとなれば・・・というわけだが。


　並んでいるのは、わずか６名。ラーメン屋だから、そこそこ回転するだろうと思っていたが、なかなか進まない。見ていると麺茹でに時間がかかっているようだ。
　まあ、しかたない・・・美味しいラーメンを待つことにしよう・・・ということで、待っている間、置いてあった千寿葱のうんちくなど読んでいると、決定的な誤植が・・・(苦笑)

　うーむ、それにしても列が進まないぞ。ありゃりゃ、女性２人に小さな子供３人のグループがずいぶん長いこと座っている。
　カウンターだけの小さな店で、１０席ほどしかないところで食べるのに時間がかかっているのはしかたないにしても、食べ終わってからベチャクチャしゃべっている(汗)

　ようやく気配を察したか、そのグループが出て、小生が座れたのは、並び始めてから５０分経過していた頃だった。
　だが、遅いのはそれだけではなく、周囲のお客様も食べるのに時間がかかっている。うーん、のびないのか・・・


　ほどなく、喜多方ラーメン風のチャーシュー麺ができてきた。何といっても、この店、無化調が売りだという。
　麺は、平打ちの太麺で縮れ麺。こういうの好きだぞ、ズルッ・・・うん？なんか、ゆるいぞ。固めが好きな小生としては、いささか茹で過ぎかという感じ。

　うん、ここは無化調にこだわるスープに期待しよう。ズルッ・・・ありゃ、これは物足りない・・・薄味というのでなく、奥行きがないのだ。
　むむむ、なんだかなあ・・・スープ自体は不味いわけではないが、麺にスープが負けている感じだ。細めんなら・・・と思ってしまった。

　結局、５０分待ち、作るのに４分、食べるのに３分・・・残念ながら、一時間かけて待つ価値を感じなかった。
　確か、佐野実もスープがもうひとつと言っていたらしいが、たぶん再び来ることはないだろうなあと・・・それでも並ぶ行列・・・小生の舌がおかしくなったのかも(汗)