孤独のグルメで紹介されたお店の並びにある小さな中華料理店、それが以前も紹介した「さつき」である。
たたずまいは街角にある小さな大衆食堂。実はこれまでも何回か立ち寄っているが、比較的空いている時間帯に行くせいか、オヤジさんとなじみになった。
カウンターで食べていたら、「お客さん、ずいぶん食べるの早いね。我々も商売柄早いんだけど、よろしければ、ゆっくり召し上がってください」と言われたのが最初だった。そのいい空気感につられて、その後もいろいろ話し、オヤジさんと奥様が富山のご出身と知った。
富山には小生も何度か出かけていて、そんな話でも盛り上がったりする。なんとなく、昭和の時代に戻ったような・・・
そんなほっこりする感じがいいのだが、料理の方もそんな感じ。先日行ったときは、カツカレーと半ラーメンのセットを(無謀にも)頼んでしまった。
するとオヤジさんが、じゃあカツカレーのご飯を少なくしときましょうかと。こういう配慮が嬉しい。思えば、前には、ラーメンと半カツカレーというのを頼んでいた。
まずは半ラーメンが出てきた。写真でもわかる通り、昔懐かしい中華そばという佇まい。鶏ガラの澄んだスープにナルトが嬉しい。
ジャンク好きの小生にとっても、美味しいと感じるスープで、これなら毎日でも飽きない感じだ。
この日は、オヤジさんとこのスープとかナルトについて語った。なんでもお子さんなどがナルトに喜ぶので、追加で何枚か入れたりすることもあるとか。また、スープについては、今時のスープは自分の好みではないので、かたくなにこだわっている由。
そしてカツカレーの方は、ご飯少な目といいつつ、十分多い。最初にラーメンをやっつけてから、カツにいったら、熱くてやけどしそうな。
まさに揚げたてを出してくれたのだが、これが抜群に美味しい。美味しいのだが・・・さすがにご飯が多く、少し残させていただいた。
いけないと思いつつも、こちらのお店にくるとセットメニューについつい走ってしまう。基本、ラーメンとチャーハンとかいうような炭水化物大会になってしまうのだが。
もちろん生姜焼き定食などもあるのだが・・・なんとはなしに・・・だ。
気持ちもよく、美味しいのだが、ついつい炭水化物を食べすぎてしまう「さつき」。小生にとっては魅力的だが、危険いっぱいのお店である(苦笑)
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