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いよいよ参院選も大詰め、新聞やテレビ等でも各党の議席がどうなるか・・・なんて報道も出始めている。
どこかの首相は(改憲について)「議論をする党を選ぶのか、議論すら拒否する党を選ぶのか」なんて言っている。
最初に断っておこう。議論を本当にしてくれるのなら、自民党はもちろんどこの党だっていい。だが、野党が出している対案はまったく議論する価値がないといって、自民党は議論すらしていないのは事実。それどころか対案すら出さないと批判している。
ついでに言おう、議論すると言っているが、まともに議論しているようには思えず、数に任せて可決というパターンが実態。
と前振りをしたところで、トップ写真などをご覧いただこう。ある新聞で、東京の選挙区の立候補者に主要政策各項目についてアンケートを実施していた。
改憲や年金等々・・・すべての項目に回答なしだったのは主要政党ではただ一人、与党の女性候補だけであった。
彼女は最初に当選したときに、「生まれて初めて選挙で投票した」と告白したことがあった。その後閣僚にもなっているが、どういう主義主張なのだろうか。
さらにアンケートでなく、「立候補した理由や信念などの自己PR」というのが写真の記事だ。ここでも見事に回答なしだ。
少なくとも彼女がどういう主義主張をもっているのか、たとえば改憲は個人的には反対だが、原発ではこう考えている・・・なんていうのもわかりようがない。
となれば、彼女は国会において、議論は期待できず、単なる与党の賛成票の投票マシン以外の期待しかできないと・・・
ただ、新聞などの情勢予測では彼女は東京選挙区では断トツの見込みと。あえて書く・・・彼女に投票する人は彼女のどういう主張を支持しているのだろろう・・・と。
同じ党からもう一人立候補している男性がいる。彼は、いろいろ主義主張を書いている。これについては判断ができよう。
もし、彼女に入れる理由が与党だから・・・というなら、むしろ彼に入れるべきではと。
ちなみに、こちらは同じ新聞のページから・・・女子高生たちが投票を呼び掛けるべく街頭に出て活動したもの。
投票すらしないで、諦観・・・だけはやめてほしいものだ。どこの党でも、誰を支持していても小生は批判するつもりはない。
ただ、投票にあたってはしっかりと自分の意思で考えてほしいものである。
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