アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

本田はトップ下でいいのか?

2012-09-12 07:19:08 | サッカー
前回の南アフリカワールドカップ以来、本田の日本代表での地位は、キングカズ~中田と続くセンターになっている。



 岡田監督の選手選考の不思議さは、本大会で予選を突破したから、だれも言わないことになったが、連れて行ったFWをFWとして使わず、さらには内田や香川も使わなかった点、なんとも不思議なものだったはず。
 逆にだからこそ、本田の「俺様オーラ」が輝いたということだろうと。

 ザックジャパンになってからは、爺故や岡田監督時代のような「なぜこいつを代表に呼ばないんだ」とか「なんで、こいつが代表なんだ」とかいう声はあまり出ないが、それでもなお、本田に関しては(本人が拘る)トップ下が定位置になっている。

 だが、天下のマンチェスターユナイテッドでトップ下を張る香川よりも本田を優先というのでいいのだろうか。もちろん戦術上の問題だから、単純なものでないのは承知の上。
 イラク戦では、香川が欠場したため、この議論は棚上げになったが、結果的に清武がなかなかいい働きをしていた。

 ここであくまで私見だが、本田の強みは?と聞かれれば、キープ力とフィジカルの強さ、フリーキックなどのポイントが挙げられる。
 日本代表にとって香川を使わないという選択をしない限り(世界中どこでも使われると思うが)、香川と本田をトップ下に共存はできない。

 ならば・・・本田はボランチにすべきだろうと。もしくはFWとすべきかと。
 以前から何度か書いているが、本田は自ら打開したがるタイプで、回りを活かしていくタイプではないように見える。逆にいえば、本来(自分がしたいの)はフィニッシャーなんだろうと。ならばシステムを変えて、4-4-2のFW(1.5列目あたりか)もありかと。

 アジア杯のときに、自分が出ていないサウジ戦で「得点は、サイドからの展開ばかりで、真ん中を崩していったものがなかった。その点は不満だ」と本田はコメントしていた。
 そこにこそ、本田の描く理想のプレーが透けて見える。

 逆転の発想で、かつてジュビロの黄金時代にやったNボックスというのもある。MFをサイコロの5のようにするやりかたで、その真ん中に本田という・・・
 なんかどこかでやってみてほしいと思うのは、小生だけか?

 イラク戦勝利で、もはやワールドカップは近づいたかのようにもてはやすマスコミだが、まだようやく半分が終わったところ。
 しかも日本は最終節が試合がないのだから、ライバルチームより一試合早く終わることを忘れてはいけない。

 つまり、日本にとっての最終戦の時点で、三位チームに勝ち点差を4以上つけていないとワールドカップに行けないということを認識すべき。
 まだ先は長い。今回のDF陣が欠場となったようなことや、ケガなどまだまだいろんなことがあるはずだ。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« PureMelodyでプチ音楽を | トップ | シンプルに便利なテレビ番組... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サッカー」カテゴリの最新記事