お酒といえば三河屋

時代劇といえば、悪代官がつきものである。それとともに、悪徳商人がコンビを組むというのが定番だ。この商人の名前であるが、なぜか地名+屋というのが多い。

　皆さんにとって、悪徳商人のイメージのわく名前はどこだろうか。「越後屋おぬしも悪じゃのう・・・」というイメージが小生にはある。
　悪徳ナンバーワンは越後屋に決定!というところであるが、後は伊勢屋とか近江屋あたりか・・・越前屋あたりもアブナイ(笑)

　もちろん、今の新潟県が悪いとか、三重県がというわけではない。あくまで、時代劇の設定の問題だ。もっとも、商人が多い地方はある。
　伊勢や近江は昔から、商人の多いことでは有名だ。特に近江商人は、「天秤の歌」などのドラマにもなっており、粘り強いことで有名だ。

　ときに、小生の頭の中では、三河屋というと酒屋のイメージがわく。皆さんはどうだろうか。前掛けに三河屋と書いた酒屋さんである。
　もちろん、根拠はない。実際、三河は酒どころではないので、なぜそう思うのかわからない。ただ、美作屋などという名前はイメージできないのだ。

　ちなみに、美作という地名は、「美味しいお酒の造れるところ」という意味であり、今でも美味しいお酒の多いところだ。
　そんな小生の頭の中をスッキリさせる看板を最近見つけた(笑)三河屋酒店である。おお、これぞ保守本流の正統派だ！

　すっきりしたが、時代劇の話をしたのでスッキリしないことを思い出した。水戸黄門も桃太郎侍も、なぜあれだけ警備厳重なところに、スルっと侵入できるのか
　悪代官が「出会え!出会え!」というと、さっと周りを取り囲むのにもかかわらず・・・(笑)しかも、何故かそこに、悪徳商人も同じところにいるという・・・

　おい、悪者たち。証拠を握られないように、なぜ連絡に神経を使わないんだよ(笑)
　もっとも、正義の味方も、犠牲者が出るまで動き出さないという特徴がある。こちらも、いささか問題ではあるが・・・(爆)