
大丸温泉の魅力は、抜群の温泉だけではない。以前から何度か紹介しているが、スタッフがすべて行き届いていることがその魅力のひとつだ。
今回も食事のときにそのことは再度感じられた。対応が丁寧というだけではない、料理を運びこむタイミングや説明などもいい感じなのだ。
夕食は先付から始まり、お造りや焼き魚など、テンポよく運ばれてくる。お酒は今回、諸般の事情から生ビールとワインのハーフにとどめた。
そしてメインの牛しゃぶだが、毎回のことながらしゃぶしゃぶする鍋も二色あって、野菜ともども味の変化が楽しい。
すっかり満足して、食事とデザートをいただき大満足、だが、料理の質と量が絶妙なのか、もたれたりすることがない。
夕食後にまたお風呂に入り、いつものように早めに爆睡。翌朝の朝食がトップ写真のもの。鮎の一夜干しは軽く炙っていただくもの。
その他のおかずもご飯が美味しくいただけるもので、ひとつひとつが美味しい。また昨日の記事で紹介したが、温泉で炊いたお粥も抜群に美味しい。
だが、小さなことだが、デザートについたヨーグルトにキウイ、パイナップル、オレンジが入っていたことに感激した。
この隙のなさには毎回感じいってしまうところである。こちらのお宿によく来てしまう理由のひとつがこの料理にもある。
さて、今回は部屋から那須の町が見えるところだったが、翌朝の日の出からの時間経過が見事に美しいものだった。
夜明けとともに、今日も天気が良いことを確信し、この日の予定を再構築した。話は前後するがこの後に朝風呂から朝食になった次第。
今回もチェックインのときの和菓子から、チェックアウトのときのフロントの対応まで、隙を感じるところはなかった。
以前も書いたが、食事処のスタッフといい、駐車場での送迎スタッフの対応といい、自然な感じで、気持ちよく対応してくれることがいい。
笑い話のようだが、スタッフのひとりが冗談まじりに言っていた。「おかげさまで、うちは温泉がいいとおっしゃってくださるので、リピーターが多くて困ってしまいます」と。
もちろん、本当に困っているのでなく、新規のお客様の予約が取りにくいという話があるようなのだ。逆にいえば、嬉しい悲鳴ということだ。
抜群の温泉、美味しい料理、そしてスタッフのそつのないもてなし、これだけの内容で、基本料金が2万円を切る水準という、これで人気が出ないわけがない。
ますます大丸温泉のファンになっている小生である。
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