面白いぞ、スノボークロス

連日トリノネタも上げているがパシュートとともに、新種目のスノーボードクロスがメチャクチャおもしろい。スノボー版ショートトラックって感じだ。

　とにかく４人が一斉にスタートし、狭いコースで争うのだから、クラッシュは当たり前、漁夫の利のシーンも多い。
　男子の決勝も駆け引きだらけで面白かったが、女子の決勝もドラマというか・・・なんというかだった(汗)

　アメリカのジャコベリスは決勝で独走態勢になった。余裕をかまして、最後のジャンプ台で格好良くエアを決めようとしたのが、不幸の始まりだったとは・・・
　さすがに元々ハーフパイプの選手、ジャンプでボードをつかむグラブ姿勢に入ろうとした途端、バランスを崩して転倒・・・(爆)

　９０％以上そこにあった金メダルがスルリと逃げていった瞬間だった。なまじグラブを入れなければ・・・徒然草の一節の木登りをする人の話を思い出した。
　逆に不幸があればタナボタのラッキーもある。日本女子の藤森由香もその一人だ。


　タイムトライアルの予選（１６人通過）で転倒者が続出して、藤森は冷や冷やの１５位通過。４人で順位を競う準々決勝で、さらに幸運がめぐってくる。
　前を滑っていた２人が転倒し、最下位から労せず２位になって準決勝（２組で計８人）に進出した。五輪入賞が決まり、ゴールのマットをたたいて大はしゃぎしていた。

　写真を見る限り、ノリノリのお嬢さんの雰囲気が伝わってくる。こういう競技にはノリが大事なのもよくわかる。
　さすがに、準決勝は最下位で、５～８位決定戦でも転倒し、ふるわなかった。藤森は「ラッキーだったが悔しい。７位はむかつく。実力が分かった。こんなんで７位になって申し訳ない」と苦笑いしていたとか。

　しかし、日本女子スノボー史上最高の７位でむかつくって・・・いいじゃないか、そのノリ、まさにもう一人の由香タン(爆)
　この競技、素人目には面白いぞ、タイム関係なく純粋に楽しい。これから日本でも、人気が出るのではないか。

　もろちん、こちらの由香タンの人気も・・・(爆)