常陸風土記の丘

小生何を隠そう歴史マニアである。特に、古い方は好きだ。日本という国が成立する頃などはワクワクするものがある。

　その昔、各国の情報をまとめ、中央に提出したのが各国の風土記であった。日本中の国について編纂されたようだが、現存しているのはわずかしかないようだ。
　そのわずかなうちの一つが常陸国の風土記である。この名を冠した常陸風土記の丘というところが公園として整備されている。

　この常陸風土記の丘に足を運んできた。全体にゆったりとした公園であり、周辺のハイキングコースなどもある。
　行ったときには桜もまだ残っていたし、なかなかきれいであった。子連れでお弁当など持ってきてもなかなか楽しそうだ。

　だが・・・広場の中にものすごいものがあった・・・それがトップ写真の獅子頭展望台だ。とにかくでかい(爆)
　写真ではイメージが伝えきれないが、あたりを圧倒する大きさだ。パンフによると台座からの高さは１４ｍもあるという。

　東大寺の大仏が１６ｍだから、それに近いサイズの・・・獅子頭だ（爆）。くどいが頭だけである。想像してほしい・・・（汗）
　それにしても、守り神というが、なぜ獅子頭なんだろう・・・（汗）。お土産コーナーでは、キティが獅子頭をかぶっていたので、きっと地元の顔なんだろうが。

　この風土記の丘、土浦と水戸の中間の石岡というところにある。というか、茨城県のほぼ中央であり、国分寺があったところでもある。
　考えてみれば、全国の国分寺の総本山が東大寺であり、その大仏に匹敵するサイズの獅子頭・・・やはり納得できないなあ（苦笑）

　ともあれ、あまりの存在感に圧倒されるこの獅子頭、機会があればぜひ一度お越しになってはいかがでしょうか。
　けっこうシュールですよ～えっ、エルメスと・・・誘いたくないなあ（苦笑）