東京名物じゃあねえのか！

「名物にうまいものなし」ということわざがある。そうは言っても、皆さんはどこかに旅行や出張するとお土産にお菓子を買ってくることも多かろう。

　小生もご他聞にもれず、何か探してくるほうだ。逆に東京土産といわれると、悩んでしまう。最近は、もんじゃなんかも売店で売ってたりするが、職場にはさすがに・・・
　で、小生は以前京都に転勤になったとき、「東京ばな奈」を買って行った記憶がある。今でも、関西の人などが東京へ来たときに、お勧めするのが東京ばな奈である。

　これぞ、東京名物なんて思っていたら、先日大阪で、「大阪プチバナナ」という商品を見つけてしまった(笑)こ・これは・・・パチモンや～！
　思わず叫びそうになってしまったが、なかなか念がいっている。というのは、東京ばな奈のキャッチフレーズ(もしかしたら正式名称の一部か)は、「みぃつけた」である。

　これに対し、大阪は、「も～らった！」・・・おいおい、完璧やないか(爆)。小生の知る限り、東京の方が先輩のはずであるが、いずれどっちが先輩かわからなくなるだろう。
　そのうち、老舗のうどん屋のように、元祖や本家とかいって張り合うのだろうか(笑)。お互いのお土産が、東京ばな奈と大阪プチバナナ・・・もめるぞ(笑)

　こうなると、中間の名古屋も黙ってはいられない。名古屋の威信をかけて新製品を開発するしかない。となりゃあ、「名古屋みそバナナ」しかないだろう(笑)
　それでもって、キャッチフレーズは、「これだがや！」ってとこか。しかし、とても美味そうには思えないが・・・企画のミスとしか言いようがない(←だから、そんなのないって！)

　そのうちに、三者の誰が本物かをめぐり争いが起きる。でバナナの叩き売りの本場とされる門司で、歴史に残るバナナ会議を開催なんて(苦笑)
　大阪が先陣を切る。「東京はん、ばな奈って言い方は、いかにもとつてつけたようやないか、うちら、迷惑してますわ」、「名古屋はんの、みそ言うのんもなんやわけわからん」

　東京が反論、「そちらこそ、完全にわれわれの真似をされているではないか、偽物、いやそちらの言葉で言えばパチモンじゃないか」
　「いや、東京はんうちのはパチモンちゃいまっせ、プチもんでっせ」かくして、バナナだけにすべりまくる不毛な議論が続く・・・(爆)ああ、疲労感