アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

百栄と一之輔で101の会

2010-03-21 09:32:31 | 落語
いつも出かけるにぎわい座で伸び盛りの二人の噺家、春風亭百栄と春風亭一之輔の二人の会が開かれたので出かけてきた。


 さて開口一番、誰かと思ったら春風亭ぽっぽが出てきた。おお、小朝の弟子のかわいいお嬢さんだが、なかなか筋がいいことでお気に入りだ。
 この日はやかんだった。あいかわらず口調もいいし、好感の持てる話し方だ。なかなかいいぞ。ちょっとというかかなりひいきだ。なにしろかわいい(苦笑)

 といいつつ、まずは百栄が登場。初めて聞く機会だったが、独特のフラを感じる。一席目は崇徳院だった。けっこう定番のネタだが、話はしっかりしている。
 テンポも悪くなく、疲労感もないまま次いで一之輔の登場だ。何をやるかと思えば、不動坊だった。これがまた抜群に面白い。見事にやられてしまった。


 いつものようにやや濃い目の味付けだが、しつこい感じではなく、意外なところに今風のくすぐりが入り、ツボにはまると爆発するのだ
 ここで中入りとなる。さてさて、後半は・・・と思っていたら、まずは一之輔だ。何をやるの・・・えっ、聞いたことないぞ、この噺。

 どうやら新作の郭噺だが、「徳ちゃん」という噺だった。これまた十分に楽しませてもらった。そしていよいよトリの百栄だ。
 マクラで大工調べのストーリーをたっぷり語るので、何で?と思っていたら、大工調べを現代版にアレンジした「マザコン調べ」だった。

 これがまた、なんとも最高。なんとなくサラリーマンNEOあたりで見た光景のような気がした。めっちゃ楽しませてもらったぞ。
 いやあ、一之輔はこれまでも何回か聞いていたので、知っていたが百栄もなかなかいけるじゃないかと。

 一緒に出かけた取引先の方々も楽しんでいただけたようだが、この会は勉強会の位置付けなので、チケットも安く気軽にいける。
 これからも、ちょいと追っかけてみようかなと・・・って、その後の飲み会が楽しみなんじゃないかって・・・はあ、確かに(汗)
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