アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

恩師と再会。

2012-06-18 06:00:05 | つれづれ
先日、大学時代の恩師のゼミのOB会があった。毎年行われているものの、ここ数年、行事が立て込み、間が悪い年が続いていたので、久しぶりに出席という感じ。



 いつものように田町の駅から仲通りを進む。駅からしばらくは、お店もほとんど変わってしまっていて、当時のおもかげなどないが、学校の近くは当時のお店もちらほら。
 学生服をやっているお店や、クラブのたまり場など、なんともノスタルジーにひたってしまうような感じ。

 OB会はキャンパス内のセミナーやパーティができる施設で行われるのが恒例。小生が学生の頃はない施設だった。
 考えてみれば、小生が現役のときの恩師の年齢を、今の自分がすでに超えてしまったことに気付いた。そりゃあいろいろ変わるわけだ。



 久しぶりに会った恩師は、御年80を超えており、さすがに足元などは少し衰えていらっしゃったが、まだまだ背筋もピンとされていて、話もしっかりされている。
 近況報告では、今でも日曜日以外はお休みされず、毎日研究室に来られているという。お話によれば、今年中に新しい著書も出される予定とか。

 お顔だけ拝見すると、小生の現役の頃から少しも変わっていないように見えてしまうくらい。すごい!
 毎回先生にお会いするたび思うのは、いつでも現役、いつでも向上心・・・というところ。まさしく小生が失ってしまったものである。



 といいつつ、たまたま当日、こんな言葉がSNSを通じて入ってきた。「人生に遅すぎるはない」うーむ、先生のお姿や近況とセットで、心にしみこむぞ。
 いろんなものをあきらめ、捨て、窓際にいることを納得している今の自分だが、仕事はともかく、やりたいことをやるのに遅すぎるということはないのだ・・・と。

 再度自分に言い聞かせ、「ではお前は何がやりたかったのだ?」と問い掛けてみた。元々は歴史を勉強したくて、文学部を志望しようとしたが、経済的な見通しから経済学部に行った。それでも歴史に関わりたくて、先生のゼミに入った
 噺家も含め、いろんなことをあきらめてきた・・・

 その分、ワーカホリックみたいな時期もあったが、上司に媚びることだけは嫌で、部下のことをひたすら守った結果は、今の窓際族
 ならば、これからは「遅すぎる」なんてことは言わずに、やりたいことをやろう・・・と。やりたいこと、やりたかったこと・・・今でもたくさんあるぞ。これからだ、小生の人生は・・・
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2 コメント

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あらっ〓 (キョウコ)
2012-06-18 10:04:25
なんだか珍しい桂さんですねぇ

そう遅すぎるなんて事はありません
まだまだですよただ、溜め込んでしまうのは
良くないので飲みましょうって飲み会の
お誘いみたいですねっ(笑)
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ありがとうございます ()
2012-06-18 12:29:34
キョウコさんありがとうございます。
たまには思いっきりマジメな小生です。

でも、キョウコさんの言われるように小生も溜め込まずに、パァーッと行きます。ぜひキョウコサンには一杯、いやいっぱいお付き合いのほどお願いしま~す(笑)
返信する

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