高血圧に減塩？

小生高血圧ではないが、太めのオヤジということもあり、血圧には注意している。そんな折、あるお店で、いかにも・・・という商品を見つけた。

　その名も「減塩習慣」という。なんでも、減塩に効果のある塩だという。ということは、塩味を感じさせながら、塩分が少ないということか。
　ネットで調べてみた。すると、効用に、このように書いてあった。

　塩味はそのままで、塩分（ナトリウム分）を50％カットしたソルト（塩）です。ナトリウム摂取制限を必要とする疾患（高血圧、全身性浮腫疾患（腎臓疾患・心臓疾患など））に適しています。
　なるほどなるほど・・・ってよく意味わかんないけど、なんとなく身体にいいことはわかるぞ。しかも、使い方は普通の塩と同じでいいという。

　しかし、すごい注意書きがついていた。本品を多く摂取することで、疾患が治癒するものではないというのだ。
　おいおい、いくらなんでも当たり前だろう。普通の人でも、塩分の取りすぎは身体によくない。まして、疾患があるのに、当たり前ではないか・・・

　しかし、わざわざこう書いているところを見ると、この塩をたくさん摂ったのに、病気が治らないという苦情があった可能性がある。
　まあ時代といえば時代だが、やな時代になったものである。こんな断り書きが必要になるご時世とは・・・

　さて、減塩の塩だが、これを使う必要がある方が家族にいると、全員がこの塩を摂取することになる。すると、疾患のない方もこの塩に慣れてしまうことになる。
　つまり、優しい塩に慣れてしまった結果、普通の塩がきつくなるのではないか。すると、疾患を持っていない人は、外に出たときつらいぞ・・・。

　会社で食べる昼食での塩分が身体に影響を及ぼすようになる・・・おお、今度はその他の家族の方が疾患に（爆）
　まさか、そこまで読んで商品化した・・・ってわけないか（笑）