「あなたのお食事は、あなたの前に来たお客様によって支払われています。」もし、あなたがふらりと立ち寄ったレストランで、出てきた食事にこんなメッセージが添えられていたら・・・あなたはどうします?
そんな素敵なつながりを実感できるレストランがあるという。それがカルマキッチンだ。「ここでの食事は、誰かからの贈り物。だから返す必要はありません。その代わり、あなたも次に来る人の分を贈ることができるのです。」というもの。なんて素敵な・・・
もっともこのレストラン、今のところ常設ではなく、イベント的に行われているものらしい。
もともとカルマキッチンは、アメリカで始まったペイ・フォワードで運営されるもの。直訳すると「先払い」だが、「次へ渡す」「善意を他人へ回す」といった意味で使われている。日本語でいうと”恩送り”というニュアンスになるそうな。
日本で始めた西園寺由佳さんの思いは、こちらの記事をご覧いただこう。
カルマと聞いたとき、ヨガをやっている小生には、インド哲学で語られるカルマをイメージした。カルマは日本語では、「業(ごう)」とか「因果応報」とか「輪廻転生」といった言葉で訳されている。
インド哲学的にいうと、すべてのものはあらかじめ決められているわけで、「カルマの法則から人間が抜け出すことはできない」みたいなネガティブな印象がある。
逆にここでいうカルマって、日本の諺の「情けは人のためならず」に近いのかも。最近では、ネガティブに読む人もいるが、下の句がある、「巡り巡って己が為」と。
ちょうど落語の名作の「佃祭」がまさにそのテーマであるが、それを自分の目の前の人にする善行でなく、未来の知らない人への・・・というところがステキだ。
これのいいのは、見返りを期待しての善行ではないところ。昔の日本人が成功したときに、地域還元とかお賽銭の形で供出したものにちょっと似てるかも。そう、お賽銭は匿名だというところがいいわけで、成功したことへの感謝の気持ち(「おかげさまで」というあれ)を供託するという意味になる。
右写真は、そんなカルマキッチンが新たに常設でカフェをやろうとして準備を進めているところ。もともと倉庫だったところをボランティアが寄ってたかって改装し、椅子なども手づくりの寄付という。
オープンしたら、ぜひ行ってみたい。飲み物などもすべて善意の寄付によるものという。おそらくシンプルで、何もないが、気持ちいい風が一年中吹いている・・・善意という風が。そんな空間になるだろう。しかも、その善意は、固有名詞の相手に対して行われているものではない。
まさに、このレストランの取り組みは、そこに気持ちよさがある。小生もぜひ、この輪に入らせていただければと・・・そういえば、こういう取り組みって、エルメスが好きなんだよなあ。久しぶりにエルメスをお誘いして・・・なんて。
そういえば、トピずれになるがエルメスにどんだけ会ってないんだろう・・・もしかすると、すでにカルマキッチンの輪に入っているかも。言われてみれば西園寺由佳さんというお名前も、上品で清楚な空気感を感じる、ちょっとエルメスに通じるような・・・うーん、ますます入ってみたいぞ、カルマキッチンの輪(←けっこう真面目に)
そんな素敵なつながりを実感できるレストランがあるという。それがカルマキッチンだ。「ここでの食事は、誰かからの贈り物。だから返す必要はありません。その代わり、あなたも次に来る人の分を贈ることができるのです。」というもの。なんて素敵な・・・
もっともこのレストラン、今のところ常設ではなく、イベント的に行われているものらしい。
もともとカルマキッチンは、アメリカで始まったペイ・フォワードで運営されるもの。直訳すると「先払い」だが、「次へ渡す」「善意を他人へ回す」といった意味で使われている。日本語でいうと”恩送り”というニュアンスになるそうな。
日本で始めた西園寺由佳さんの思いは、こちらの記事をご覧いただこう。
カルマと聞いたとき、ヨガをやっている小生には、インド哲学で語られるカルマをイメージした。カルマは日本語では、「業(ごう)」とか「因果応報」とか「輪廻転生」といった言葉で訳されている。
インド哲学的にいうと、すべてのものはあらかじめ決められているわけで、「カルマの法則から人間が抜け出すことはできない」みたいなネガティブな印象がある。
逆にここでいうカルマって、日本の諺の「情けは人のためならず」に近いのかも。最近では、ネガティブに読む人もいるが、下の句がある、「巡り巡って己が為」と。
ちょうど落語の名作の「佃祭」がまさにそのテーマであるが、それを自分の目の前の人にする善行でなく、未来の知らない人への・・・というところがステキだ。
これのいいのは、見返りを期待しての善行ではないところ。昔の日本人が成功したときに、地域還元とかお賽銭の形で供出したものにちょっと似てるかも。そう、お賽銭は匿名だというところがいいわけで、成功したことへの感謝の気持ち(「おかげさまで」というあれ)を供託するという意味になる。
右写真は、そんなカルマキッチンが新たに常設でカフェをやろうとして準備を進めているところ。もともと倉庫だったところをボランティアが寄ってたかって改装し、椅子なども手づくりの寄付という。
オープンしたら、ぜひ行ってみたい。飲み物などもすべて善意の寄付によるものという。おそらくシンプルで、何もないが、気持ちいい風が一年中吹いている・・・善意という風が。そんな空間になるだろう。しかも、その善意は、固有名詞の相手に対して行われているものではない。
まさに、このレストランの取り組みは、そこに気持ちよさがある。小生もぜひ、この輪に入らせていただければと・・・そういえば、こういう取り組みって、エルメスが好きなんだよなあ。久しぶりにエルメスをお誘いして・・・なんて。
そういえば、トピずれになるがエルメスにどんだけ会ってないんだろう・・・もしかすると、すでにカルマキッチンの輪に入っているかも。言われてみれば西園寺由佳さんというお名前も、上品で清楚な空気感を感じる、ちょっとエルメスに通じるような・・・うーん、ますます入ってみたいぞ、カルマキッチンの輪(←けっこう真面目に)
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