とんかつ三矢の冷やしかつ丼

先日、根津方面に所用があった。所用の場所は、根津駅から千駄木に向かう途中。そのまま根津に戻って帰路に・・・と思ったが、いっそのこと西日暮里まで歩こうと。

　

　かつて、田端に勤務していた小生、土地勘もあるし大丈夫だ・・・なんて歩き始める。西日暮里近くに、かつてよく行ったラーメン屋もあるし、あの辺でランチを・・・なんて考えていた。

　というところで、パタと足が止まったのは、「和風冷やしかつ丼」という看板が目に留まったからだ。

　

　これは・・・どんなものだ。想像できないぞ・・・と入店。

　開店早々だったせいか、先客はなし。ご注文は? と言われて、迷うことなく「冷やしかつ丼」をお願いした。

　

　待っている間、次々とテイクアウトのお客様が入ってくる。やはりお客を呼ぶのか・・・なんて思っていた。

　卓上を見ると、「冷やしかつ丼、食べ方の極意」なんてのがある。と、いうところで出てきたのがこちら。

 

　この日は、Z Flip5(左写真)とiPhone12 mini(右写真)の撮り比べ。わずかにiPhoneの方が白っぽく写っている。

　まずは食べ方の極意に従って、カツをスプーンでカットする。まずはひとくち・・・おっ、温かい。さすがにカツは冷やしではないようだ(汗)

 

　そして、おろしをスプーンで広げてかき混ぜる。なんとなく汁なしラーメンのような。

　見た目はなかなか美しくないぞ(苦笑)

 

　そしてカツの廻りにあるのは冷やしたジュレだ。今度はジュレをカツにまとわせていただく。うん、味がついていて、味も変わるし、冷やし感が出る。

　なるほど・・・これはかなり新しい印象だ。食感も面白いし、なかなか楽しい。楽しく美味しくご飯もいただく。

 

　終盤戦・・・ジュレが半分液体のようになって、冷やしお茶漬けのようになる。あ、なるほど・・・これが食べ方の極意にあるお茶漬けか・・・

　このカツ入りお茶漬けはかなり美味しい。いいじゃないか、これ・・・と背徳感の中、完食した。

 

　小生の後にお客様はいらっしゃらなかったが、テイクアウトのお客様が続出していて、人気の程がうかがえた。

　ロケーション的にしょっちゅう行けるわけではないが、近くに来たらありだなと。西日暮里近くにつくと、かつてよく行ったラーメン屋さんがにぎわっていた。

 

　なぜか妙に安心してしまった小生だが、新しいお店の開拓ができ大満足であった。