諸般の事情(というほどのこともないが・・・)により、緊急事態宣言の前のネタが残っていて、ずいぶんと筆が遅れている状況にある。
と前置きしつつ、世間がなんとなく、そろそろ宣言かも・・・という空気感のときに入ったのが「福しん」だ。
福しんは都内ではあちこちに見かけるチェーン店で、日高屋あたりのライバル的な存在。実のところ、よく並んでいたりするシーンもある。
小生は日高屋も福しんもあまり行かないので、これ・・・という定番の注文はないのだが・・・
何の気なしに見かけたマーボーラーメンというのが気になり、こちらと半チャーハンをお願いすることにした。
ほどなくして出てきたのがトップ写真のこれ。こちらの半チャーハンは文字通り半分というたたずまいでほどよい。
ただ、肝心なのは味だ。おぼろげな記憶では日高屋に比べて少し味が薄めな感じがあったのだが・・・
ということで、半チャーハンをまずはいただく。おっ・・・記憶が訂正されてきた(苦笑)。以前薄味に感じていたが、ほどよい感じだ。
あの記憶はいったい何だったんだろう・・・なんて思いつつ、主役のマーボーラーメンに取り掛かる。
マーボーラーメンというと、人気店の中本がそのジャンルだが、どうもあの味にはなじめず、積極的にというより、エルメスにでも誘われない限りは行かないはず。
さて、ではこの福しんはどうだろう・・・ズズッ、おお、まさしくマーボーラーメンだ。誰が何と言おうとも、マーボーラーメンだ。
というくらい予想通りの味で、安心感はあるが、(失礼ながら)感動はない。この手のチェーン店に感動を求めるのも何だが、そのまんまだ。
もちろん、まずくて二度と・・・ということもなく、勤勉で目立たないサラリーマンのような味というべきか。(←どんな味だよ)
もちろんチェーン店らではのコスパの良さも魅力で、それなりに満足してお店を後にした。
行きつけにはならないが、たまにはいいかも・・・改めてそう思った。
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