予想以上か、貴乃花の営業活動

以前の記事で、貴乃花親方が大阪場所を盛り上げるために、和服で来たお客様にメリットを・・・なんて考えていることを紹介した。


　これぞ改革者。大相撲の常識を越えた活動に走る貴乃花親方の“営業センス”(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース

　いよいよ場所も近づいてきたが、その展開はかなりダイナミックなものとなっていた。こちらの記事にあるように、今までの相撲では考えられない策を打ち出している。
　
・初日の3月11日が東日本大震災発生から、ちょうど1年に当たる日ということから、被災地の子どもたちを招待
・和装の女性客にはテレビ中継に映る席を確保
・春場所直前に行われるＪリーグ・ガンバ大阪の試合前、サポーター先着1000人に自らちゃんこをふるまう。サッカーの始球式に当たる「キックイン」を親方が行うプランも


　などなどだが、オッ！と思ったのは、吉本興業とのコラボだ。今場所は、のぼりの寄贈と懸賞の提供、優勝力士への「吉本賞」の創設を提案し、逆に貴乃花自身が、場所前の吉本新喜劇への出演オファーを快諾したという。
　なんでも、呼び出しの背中に広告を入れることも検討しているという。

　これまで、横綱をはじめとし、品位を・・・なんて言っていた協会からすれば大変な変化だし、橋下市長とのコラボまで実現したというからすごい。
　このセンスと営業力は、これまでにないものだが、記事にもあるように、貴乃花部屋のホームページなども現代的なセンスにあふれているという。

　これらのプロデュースについては、貴乃花の景子夫人のサポートも大きかろうと思う。いいじゃないか、貴乃花。
　ときに、個人的にはガンバの試合のちゃんこサービスなども面白いし、話題としてはいいだろう。そういえば、今年の巨人のキャンプには白鵬が参加していた。

　サッカーも貴乃花のキックインだけでなく、あえてここは朝青龍に来てもらって・・・なんて、シャレにならねえか(汗)
　冗談ともかく、大阪市や吉本のバックアップを受けて、大阪場所が連日満員御礼なんてことになれば、ますます貴乃花の改革は進みそうだ。

　もう一人二人、同じようなセンス持った親方が増えてきてほしいものだ。おっ、そうだ、元大乃国の手作りスイーツが抽選でもらえるってのいかが・・・