ねえ、したら・・・

このブログでは、毎回のごとく街で見つけた変なものを茶化している。中には、狙ったとしか思えない看板もあるが、多くは不幸にして変なものになってしまったものだ。

　数年前、某所で「なぞの幼稚園」を見つけたときは、笑った。ひょっとして、怪しい少年博物館と関係があるのか？というノリである。
　実は、一文字一枚の看板で、最初の文字の「は」が抜けていたのであった（笑）なるほど、歯の抜け替わる時期であると納得した（苦笑）

　今日紹介するのも、そんな不幸な生い立ちが漂うものだ。「ドライブインしたら」（笑）したらって言われても、いきなりできねえよ、そんなの・・・と突っ込んでしまった。
　またこの看板の微妙なさびれ感がなんとも、味わいを深くしている。パッと見たら、ドライブインとは読めず、車からは「したら」だけが目に飛び込んでくる。

　うーむ、なんとも不幸だ。字体が凝っているせいもあり、結果として「ひたら」に見えなくもない。ますます、哀愁を感じるぞ（笑）
　今更説明するまでもなく、このドライブインの店主は「設楽さん」なのだろうが、漢字で書いてもよかったのではないか。

　「ドライブイン設楽」、おお今度はなんだかドライブイン設備と勘違いしそうだぞ（笑）なるほど、このような経過をたどって、「したら」に落ち着いたわけか・・・（おいおい）
　もっとも、よく考えてみたら、設楽という名前を無理やりつけなければ、こんな余計な心配はしなくてよかったわけで、別のお洒落な名前にすればよかったのに・・・

　やはり、こだわりがあったんだろうな・・・したらしたらしたら・・・おお、段々「たらし」に聞こえてきたぞ。まあ、小生もよく○○○たらしとか呼ばれるが（苦笑）
　せめて、この看板を新しいものにすれば、だいぶイメージが変わると思うが・・・それもできないほど、厳しい経営状態なのだろうか（笑）

　待てよ、こうして、ここで話題にしていること自体が、経営者の思惑にはまっているともいえる。なるほど、深いぞ、この思惑は！
　だが、この思惑も決定的な、欠点がある。それは・・・これだけ話題にはするが、けっして、ここでお金を使うことはないだろうということだ。残念！（爆）