東のあんこう、西のふぐという言葉がある。寒い季節に美味しい魚の代表である。
あんこうもふぐも鍋が美味しい。冬の鍋は最高だ。わけても、あんこうはふぐよりも旨みが濃く、個人的には美味しいと思っている。
そんなあんこうの老舗といえば、淡路町の「いせ源」である。そのいせ源に出かける機会があった。
当日は大変な雪だったが、さすがに老舗で、それなりに賑わっていた。せっかくなので、コースでということにしていたが、まずはあんきもとにこごりが出てきた。
あんきもは、よく居酒屋などでも食べられるが、まろやかさとコクのバランスがすごくよくて美味しい。
だが、にこごりの味の強烈さに比べればたいしたことはなかった。これは・・・なんという・・・メチャクチャ美味いぞ。
そして、この日のウリということであんこうの刺身である。ふぐの刺身とは少し雰囲気が異なり、まろやかに感じる味わいだ。
ここまですでに満足しつつある中、メインのあんこう鍋が登場してきた。濃いめのダシでじっくり煮込むが・・・
もう、美味しいのなんのって・・・あまりに美味しいので、きもの追加をしてしまったくらいだ。
そして、ここであんこうのから揚げが登場。塩でいただくのだが、これが柔らかく、熱々でなんともいい感じ。
ここからもう一品出たところで、お腹も一杯だが・・・忘れていけない。ここから仕上げのおじやである。
ごはんを入れてもらってから、しばらく放置しておいてほしいという。やがて・・・出来上がってきたおじやの味は・・・
かなりあんこうのダシが出ていて、濃い味に感じた。なんとも美味しいぞ。お腹も大満足で、身体も暖まった。
帰路が吹雪いていなかったら最高だったんだが・・・(汗)
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