アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

泣くな中野、真央全日本四連覇

2009-12-27 22:52:04 | マニア
あまりにすばらしく、そして残酷な戦いだった。誰もが勝者であった・・・だが、戦いである以上勝者があり、敗者がいる。

 浅田真央、初の五輪代表に フィギュア、女子3人目は鈴木(共同通信) - goo ニュース

 そして、残念なことに小生ひいきの中野友加里は、鈴木明子にわずか・・・わずか0.17及ばず三位で五輪を逃した(号泣)
 うーん、まったくの互角というべきであるが、なんともなんともな悲運としか言い様がない。泣くな中野、君の火の鳥の思いはしっかり見えたぞ。

 いや、今宵は泣こう、泣きまくってくれ。小生も、こんなことをグチャグチャ書いてもしかたないのは百も承知で、あえて繰言を書きたい。
 四年前のこのときには、グランプリファイナルで三位に入り、そして全日本で五位だった中野。全日本は、村主・荒川・浅田・恩田・中野・安藤という順位で、恩田と中野が涙を飲んだのだ。

 中野は、グランプリファイナルでも全日本でも安藤より上だったが、「その前年までのポイント差」で選考に漏れた。この選考が各地で話題となり、スケ連にも抗議が殺到したという。
 その反省から、その年に好調な選手を優先するというルールにしたんだろうが、その結果、皮肉にも一番割を食った形になったのが中野である。

 あのときも、世界選手権代表には中野は入った。そしてそこから三年連続世界選手権に入り、五位五位四位というすばらしい実績を挙げた。
 昨年の全日本でSP一位から、まさかのフリーでの転落で、世界選手権を逃したところから流れが変わったのだろうか・・・

 サッカーの世界ではキングカズが、ワールドカップに出られなかった選手になってしまった。なんとなく、中野に同じ空気を感じてしまった。
 鈴木に何の文句もないし、よくぞここまでという成果には拍手を送りたい。今期の調子からいえば結果はそのとおりだろう。中野の分まで頑張ってほしい。

 ただしつこいが四年前、五輪直前に某タレントのライブを見に行き、さらに足の骨折までしながら補欠の中野にその座を譲らなかった選手に対し、素直にはなれない小生である。
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