長八のさくら餅

お盆で田舎のスーパーに行った。そしたら、田舎の銘菓特集というのをやっていた。静岡なので、安倍川もちとかうなぎパイとか並んでいる。そんな中、小生の目をひいたものがあった。

　長八のさくら餅である。えーっ、この季節にさくら餅？と思う向きもあるかも知れないが、伊豆の松崎は桜餅の葉の本場なのである。
　かねてより、この餅の存在は知っていたが、今まで食べたことはなかった。これは・・・と思い、早速購入した。

　箱を開くと、あのピンクではない白い餅が見えた。適度に歯ごたえのある餅に、小豆あんが入っている。
　さて、肝心の葉だが、１個の餅を２枚の葉で包んであって、少し強めの塩味だという。

　まずは一口入れてみた。口の中にフワーっと桜葉の香りが・・・しかも塩味がさわやかで、甘みとのバランスが絶妙。
　これは美味い！今までこれを知らなかったことが残念だ。というのは、賞味期限や生産量の関係で東京ではまず食べられないのである。

　永楽堂のさくらもち西伊豆という足の不便なところではあるが、機会があれば是非・・・である。

　ときに、写真はスーパーの展示をそのまま撮影したものである。よく見ると、平らにお持ちくださいの文字が・・・
　おい！　まんま、立てて展示してるじゃねえかよ（爆）。平積みになっている商品を当然選んだ小生であった・・・