アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

一之輔師匠と一席

2012-11-30 06:00:05 | 落語
昨年、浅草橋の老舗のそば屋の「あさだ」というところで、小人数で一之輔を囲んでの会に行ったことを紹介したが、今年も同じところで同様に、(今度は真打として)一之輔師匠を囲む会があり、先日出掛けてきた。

 ただし、前回は座敷だった会場が椅子席に改装されたため、かなり狭く、また師匠もやりにくそうな高座になってしまったのが残念。
 今回は18名での会となった。今もっとも人気のある噺家の一人を、この人数で貸切というのは、なんとも贅沢である。


 真打になってから初めてということで、昇進してからの話などをまったりとしながら入ったネタは、この季節にぴったりの「夢金」。
 小生、かぶりつきに座ったため、迫力もあるが、しんしんと降る雪がまさに見える・・・おお、かじかんだ手で船を漕いでいるが、その向こうに風が吹いているのがわかる。

 というさすがの好演。ストーリーはわかっているはずなのに、ついつい引き込まれてしまうのは、すごいとしかいいようがない。
 大満足の後は、師匠を囲んでの一席。例によってそば屋らしいネタが並び、舌鼓を打ちながら、ワイワイと盛り上がる。

 師匠から寄席文字の話などお聞きしながら、気がつくと、ずいぶんと飲んだくれてしまった・・・(汗)
 やがてお開きとなったところで、師匠からトップ写真のような品物を頂戴した。真打披露のときに作ったものらしい。

 うーん、これは嬉しいぞ。家に帰り、開けてみたところ、中身は風呂敷で、師匠の名前が染め抜いてある。
 いかにも・・・らしいお品物を頂戴し、大満足で帰路についた小生であった。
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