先日のこと、久しぶりに有楽町でお昼をとる機会があった。以前勤務していた職場の近くにオツなラーメン屋があったが、今ではそれもなくなってしまっていた。
そこで思い出したのが有楽町から東京駅方面に少しいった線路下にある「ふくてい」というお店。いわゆるカレースタンドみたいなところだ。
有楽町のガード下につくと、こんな看板が・・・えっ、「じゅん散歩」で紹介されたの? と。ともあれ行くしかないぞ。
知らないと、こんなところでいいの? と少し不安になりそうなところで、「ふくてい」という看板が見えてくる。
こちらの名物は、文字通り看板メニューのステーキカレーだ。なんと670円という安さである。有楽町というシチュエーションでなくとも、この価格は破格だ。
入店するとメニューの中に、ダブルステーキというのがあるのに気付いた。こちらは980円だ。思わずポチった。
ほどなくして出てきたのが、トップ写真のこれ。写真ではわかりにくいが、けっこうしっかりしたサイズのステーキが二枚乗っている。
カレー自体はオーソドックスなもので、特筆すべきものではないが、ステーキが二枚乗ってこの価格は嬉しいなんてものではない。
辛さが足りないので、パウダーで調整しながらいただく。ふと見回すと、周囲はすべてサラリーマンとおぼしき方々ばかり。
カツカレーやステーキカレーなどを注文し、サクッと食べてサクッと出ていく。この風景は吉野家あたりのそれに近い。
今時の若者は・・・なんてオヤジくさいことは言いたくないが、最近の若い人たちは食べるのが遅い人が多い。
出世がすべてではないが、少なくとも小生の知る限り、食べるのが遅い人で、偉くなった人をついぞ知らない。
ああ、これぞ日本のサラリーマンの姿だよなあ・・・なんて変なノスタルジーに襲われたりして・・・
大満足でお店を後にした。ステーキカレー670円・・・こんなお店がいつまでも続いてくれることを望みたい。
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