村主帰国、バンクーバーにも挑戦

村主が昨日帰国した。テレビで見たが、たくさんのファンなどに迎えられての帰国であった。表情は、思いのほか普通だったが、さすがに心中は・・・の様子だった。

　試合直後のインタビューでもなんとも・・・であったし、テレビの中でも涙が見えた。また、試合後ポツンとリンクで一人たたずんでいたという情報もある。
　勝負の世界にタラレバは禁物だが、滑走順がコーエン・荒川より前だったら・・・とも思ってしまう。「表彰台に日本の２人目を乗せてはならない」という意思が本当になかったのか・・・勘ぐりたくなる。(←やはり身びいき)

　あの会場でもそういう感覚があったのか、村主の演技にはスタンディングオベーションが起こったし、採点にはブーイングが起こった。
　これも、いまさらだが荒川の次の滑走というのも運命だったかと・・・帰国直後の村主のコメントが泣けた。

　「トリノで魔法をかけられてしまった。この魔法は、次のバンクーバーまでとけないと思うので、バンクーバーで魔法をときたい」、うお～ん村主よ(涙)
　圧倒的に金のかかるフィギアのアマに対し、村主の実績があればプロになって稼ぐことは可能だ。しかも採点のないプロの方が村主のよさも出ると思うのだが・・・

　正直、次のバンクーバーへの道は険しいとしかいいようがない。荒川はプロ入りしそうだが、中野・浅田姉妹・澤田・武田・太田、そして安藤とライバルはめじろ押し。
　そもそも出場枠３を維持できるかも疑問だ。さらに年齢２９は、体力的にもギリギリだろう。それでもなお、世界一の練習量を続けてあと４年・・・凄い思いだ。

　スルツカヤも、五輪の銅メダルを表彰式後投げ捨てたという噂もある。それほどまでに思い続ける、そして努力を続ける・・・見習わないといけないのかなあ。
　「もう、自分はここまでだ」何度もくじけかかった小生、村主ファンとして恥ずかしくなってきた・・・もう一度、あきらめずに頑張り続けるしかない。

　頑張ろう、村主のセリフを聞き、心にもう一度誓った。ときに早速、３月４～５日にアイスショーが日本であり、荒川やプルシェンコらと出るらしい。
　見に行きたいなあ・・・えっ、チケットがプレミアムで７万以上してるって・・・ああ、これまた切ない(苦笑)