さすが中国、GALAXY S3もすでに販売？

コピー商品といえば中国って感じで、これまでもiPhoneまがいのスマホとか、いろいろ取り上げているが、早速というかなんというか、GALAXY S3のパチもんが登場したという。


　トップ写真をまずはご覧いただこう。パッと見てどちらが本物かわかる方は少ないと思うし、並べずに単独で持っていたらまずばれないだろう。
　この端末、中国のHDCという会社が製造しているという。ズバリ、その商品名だが、正式名称：HDC Galaxy S3 i9300というそうな・・・

　って、まんまパクリを表明しているような感じじゃあねえかって・・・(爆)　こちらの記事によれば、ロゴまで一緒というから恐るべし中国である。
　ちなみに、さすがに細かい箇所が異なり、例えば「SAMSUNG」のロゴの位置が本物は前面の液晶上部にあるのに対して、偽物は裏面にロゴが配置されているという。

　１００歩譲って、ＧＡＬＡＸＹという名前まではともかくＳＡＭＵＳＵＮＧのロゴって・・・間違えてもらうことにこそ意味があるってか、節操なさすぎ（爆）
　価格は本物の約４分の１というが、問題は中身だ。以前紹介したiPhoneまがいでは、普通には動かなかったりしていたが・・・

　と思ったら、普通には動くというが、スペック的には差があるようだ。液晶は4.7インチだが解像度も低い。またカメラもアウト500万画素、フロント30万画素と劣る。
　肝心のCPUは1GHzのシングルコア、しかもOSはAndroid 2.3（Android4.0にアップグレード可能）と本物との差は少なくない。よって、形はそっくりだが、別の次元のスマホと思ったほうがよさそうだ。


　といいつつも、探してみたら、こんなサイトが見つかった。どうやらアメリカあたりの通販のサイトだが、バッチリ売っている(汗)　しかも待ち受けの画像まで一緒(苦笑)
　しかもすごいぞ。なにしろベストクローンなんて堂々と表記してるんだから（苦笑）

　価格は約２００ドル。しかも、デュアルSIMに対応している。ということは、一台でドコモとソフトバンクの両方を使い分けられる・・・ちょっといいかも。
　この端末、当然ながら日本での発売は今のところ予定されていないが、アキバあたりの専門店で取り扱ったら、そこそこいけるのではと。

　あっ、マルチリンガル対応といいながら日本語は対応していない・・・うーむ、残念だなあ。
　しかし、これだけ似ているのもすごいが、過去の記事で取り上げたこれは、パクリケータイ部門で優勝したというから、今回のメーカーも、この賞を狙っているのでは・・・

　それにしても、パクリケータイ部門の表彰って・・・(苦笑)