諏訪湖SAでカツカレーラーメン

その昔、代々木にあるお店で「カツカレーチャーハン」という男飯を食べたことがある。お味の評価は別にして、男なら食べたくなるメニューのひとつかなと。

 

　そんなことを思い出したのは、先日槍見館からの帰りにランチをしたときのこと。帰り道も直行・・・というノリで、諏訪湖SAのフードコートに立ち寄った。

　そこで発見したのが、「カツカレーラーメン」だった。おお、これは「カツカレーチャーハン」と双璧をなすメニューかも・・・と。

 

　待っている間、想像をめぐらす・・・カレーラーメンというと、スープにカレー味が溶け込んだラーメンスープのものと、カレーがスープの上に掛かったあんかけ状のものがある。カレーうどんの場合は、後者が多いが・・・

　と待っていたら出てきたのがトップ写真のこれ。

 

　おお、これはラーメンスープの上にカレーを掛けているものと思われる。しかもカツが大きいぞ。

　これは期待が持てそうだ・・・まずはスープからいく。ズズズッ、うん美味しい。スープとルーの混ざりあった感じが適度に粘度があり、いける。

 

　そして麺に行く前に、カツだよ・・・って、ことで、一切れつまむと、これがなかなか肉が厚い。なんとも豪勢なカツである。

　当然のようにこのカツは美味しい。なかなかジューシーだし、食べ応えも十分だ。カツもカレーもいいとなれば、ラーメンは・・・と期待もふくらむ。

 

　だが、さすがにラーメンについては普通の麺だった。上にカレーとカツで蓋をする形になるので、しかたないが、やや麺が柔らかく感じた。

　デフォでカタメにしておけば、ちょうどよくなるかも知れないが、そこまで求めるのも・・・だろう。

　

　とはいえ、トータルではなかなか食欲をそそられるわけで、グイグイと・・・と言いたいところだが、途中からガタンとペースが落ちる。

　そう、カツとカレーのボリュームがすごいので、ラーメンまでは完食しきれないと・・・ということで、麺をそれなりに残してギブアップとあいなった。

 

　この日はお宿の朝食を食べているので、それなりにお腹も空ききってはいなかったことも要因だとは思うが、ショックである。

　とはいえ、なかなか意欲をそそられるメニューだし、次回も・・・と思った。