アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

新種の野菜か?ごぼうの運命

2005-03-29 18:01:29 | つれづれ
「世の中は澄むと濁るの違いにて、刷毛に毛があり、禿に毛がなし」小生が好きな歌である。先日の記事で、江古田の読み方について記したが、濁点をどこにつけるかによって、意味もまったく変わってしまう。

 といってるそばから、新種の野菜を発見した。写真をご覧いただこう、「泥こぼう」である(笑)。まさか、これ見て誰も新種の野菜だとは思わないはずだが…
 あまりに自然に値札が立っているので、小生も危うくこのネタを見逃すところだった。しかし、声に出すとなんとも緊張感のない野菜だ。「こぼう…」(笑)


 もっとも、本来の「ごぼう」自体が微妙な音感である。昔の野菜を売って歩く八百屋の売り声も、一工夫したらしい。
 「えー、ごぼう。えー、ごぼう」というと情けないので、「ん」を入れた。「えー、ごんぼ、ごんぼう~」というやつだ。なるほど、声も元気になる。

 しかし、八百屋さんとしては、「ん」を持ってきてしまったので、どこからか取らないとつじつまが合わない(笑)。実際に「ん」を取られた野菜もあった。大根である。
 「えー、ダイコン」とやってみると、なんともみずみずしさが感じられない。ところが、「えー、デエコようがすかね~」とやるとはちきれんばかりに聞こえるではないか。

 なるほど世の中はうまくできている。ついでだからっていうんで、他の野菜も濁りを入れたり取ったりしてみよう。まずは「トマド」、うーんなんか訛ってるぞ(笑)
 次は「ネキ」、おやおや何だかねちょねちょした感じが嫌だな。めげずに行くぞ、「しいたげ」、うわっいじめにあってるぞ~(笑)

 濁りを取るほうはどうだ。「ヒーマン」、泣き声かよ。「カホチャ」、シンデレラはカホチャの馬車に乗って…られねえよこれじゃ(笑)
 「シャカイモ」、ありがたいお釈迦様にちなむイモか、はたまた世の中を示す「社会も」か。まさか、電車の中でウォークマン(←激古)から流れる音か…

ドンドン行ってみよう。次は「人参」だ…あっ、やめておこう(爆)

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4 コメント

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漢字にすると牛蒡ですね。 (松田聖菜子★彡(まつだみなこ))
2005-03-29 18:57:13
>桂さま



み>声に出すとなんとも緊張感のない野菜だ。「こぼう…」(笑)



 漢字にすると牛蒡ですね。和歌山県にあるのは御坊市ですが。



 緊張感のない・・・・名前ですけど、栄養は絶倫ゴールドよりあるんですって。



 ♪さぁさ、みんなでごぼうを食べよう♪

 ♪ごぼうは僕らを待っている~~おう!♪
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Unknown (カントリー人妻。)
2005-03-29 19:14:04
こぼう・・・力が抜けるぅ~





一本でぇ~も、にんしん?

あ、言っちゃった
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しまった (ゆきこママ)
2005-03-29 23:39:32
カントリー人妻。さまに先を越された(笑)



返信する
こぼう... (すぽっと)
2005-03-30 08:05:14
なんか、ミニチュアの「ゴボウ」って感じがしちゃいます。



「アスパラカス」なんて言うのは如何です? なんかお金出して買いたくなくなっちゃいません? だって「カス」ですからねぇ(笑)。
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