今年の、全日本フィギュアが終わった。終わってみれば、男女ともシングルは第一人者の圧勝で終わり、下剋上は起こらなかった。
個人的には小生推しの二人。樋口新葉はまだトップフォームには戻っておらず、また山下真瑚もショートで大健闘したが、フリーは精彩を欠いた。
ただ、そんな中・・・間違いなく、次のトップ候補になる二人がジュニアから躍進した。そのうちの一人、島田真央はすでにジュニアGP二連覇の実績を挙げているが、今回表彰台に入った。
しかもショート・フリーともに転倒があった中での3位だけに今後は末恐ろしい・・・だが、古典的なきれいな形を見せてくれる選手の好きな小生的には、4位になった上薗恋奈に心をわしづかみにされた。
今大会最年少の13歳、小生にとっては孫に近い・・・のだが。
手足が長く、とても背が高く見える、157cmというが、それ以上に見える。しかも、子供っぽくない。変に大人びているわけではないが、幼くは見えない。
もちろん、ジャンプなどはしっかりこなしてくるのだが、それ以上に表現力や形が素晴らしい。すでにこちらの記事のように話題になっている。
ジュニアGPファイナルでは、3位に入ったが、今回の全日本でも200点超えで4位と大躍進。技術点以上に演技の評価が高い証拠だ。
そう彼女のそれは競技でなく演技というべきだろう。韓国のキム・イェリムなどもそうだが、こういうタイプが好きな小生(といいつつ、樋口はどうよって・・・)、次のエース候補として上薗推しになりそうな。
特に、この娘わかってる(ある種あざとい)なあと思ったのが、ショート・フリーとも最後の決めポーズだ。
ショートでは、片膝立ちポーズで足を抱えるのだが、地味ながら手足が長いことが強調されて、その瞬間場内からどよめきが起こった。
フリーではトップ写真とこちらのこれ・・・指さしポーズでズキューンっと心を射抜かれるような・・・また、この表情がなんともたまらない。
妖艶なということはなく、清楚で上品なのだが、なんとも可愛らしい。フリーの衣装はアイボリーで、プリンセスのような・・・
しかし、今回の全日本では本田真凛はケガもあり、大苦戦。残念ながら今後どこまでやれるかを考えるとあまり期待はしにくい。
また一瞬ヒロインか・・・と思った紀平梨花もいまだ戻れず・・・と、今後の展開は大混戦の様相も・・・
今回二位に入った千葉百音がこのまま登っていくのか・・・それとも、島田・上薗が一気に・・・ますます楽しみだ。
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