いやあ、しびれた、そして感動した。北京五輪代表への第一歩となる全日本カーリング選手権の決勝はエキストラエンドに突入する大接戦の結果、ロコ・ソラーレが制した。
今、リアルタイムで昨日の決勝の再放送を改めて見ながら書いているが、互いに1点を取らされるしのぎあいから、ハーフタイムで同点という予想通りの接戦。
第6エンド後攻の中部電力は互いに点を積み上げていけば、第10エンドの後攻が取れるので、やや有利かと思っていた。
両チームとも決定的なミスのないシビアな展開の中、勝負は第9エンドにあった。互いに最終の1投を残す時点で中部電力はワンツーを残し、有利な形。
ここでロコ・ソラーレの藤沢のラスト1投がスーパーショットで2点を取り、逆転で第10エンドに・・・
ここで攻めきれなかった中部電力は1点どまりとなり、同点でエキストラエンドに・・・この時点で8割方ロコ・ソラーレの優勝が決まったというべきだった。
そうエキストラエンドは、ロコ・ソラーレが有利な後攻になったのだから・・・はたして中部電力も食い下がったが、きっちり1点を取り、優勝を決めた。
この時、五輪のメダルのときにも見なかったような吉田知那美の涙を見たし、敗北に悔し涙の中部電力の中島も・・・
それだけ両チームともこの試合に掛けてきたことがわかるし、期するものがあったのは想像に難くない。えっ、と思ったのはロコ・ソラーレは二度目の優勝という・・・もっと勝ってなかったのって。
北京五輪の代表となるには、来年のこの大会でどこが勝つかがポイントとなる。ロコ・ソラーレが勝てばそのまま決定。
他チームが勝てば、ロコ・ソラーレと代表決定戦。さらにその時点の世界ランクでこの両チームを上回るところがあれば三巴戦となる。
ちなみにこの大会で両チームは1勝1敗、そしてエキストラエンドとまさに互角だったわけで、おそらく来年もこのしのぎあいが続くだろう。
気持ちは早いが来年の中部電力のリベンジに期待だ。そうそう吉村たちの北海道銀行の逆襲だってわすれてはいけないぞ・・・
小生はどちらを応援するかって・・・あ、ミエミエでしたかあ(苦笑)
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