右往左往の乳がんの日々

2012年7月乳がん告知。怒涛の術前化学療法・手術・放射線のフルコース治療終了。それでも、小さなことで揺らぎます~

あっさりと術前化学療法8回目

2012-11-01 20:19:01 | 抗がん剤治療
昨日は、早々にふとんに入ったものの、
なかなか寝付けず、 
その上また、早めに眼がさめる。
うん~~どうなるかわからない今日の治療内容が
ストレスになっているのか?

それでも、うちを出るのは同じ時間になっちゃって、
あわてて外来治療センターに駆け込み、それと同時に血圧を測り、
〈あれっ、高いっ)
体温計を受付からとり検温。平熱。

看護師さんが番号と名前を呼ぶ。
『98番の□□さん、2番へ』
〈あれっ、飛ばされた??97番なんだけど・・・〉

『○○○さん、○○○●●●さん』
『はいっ、はい ○○○です』しっかり、診察券を手に持ち、
呼ばれた看護師さんのもとへ行くと、
『今日、最初が診察ですけど、受けましたか?』
『へっ、献血が入っていないんですか』
『採血ね?ちょっと、先生に確認してみますね』と電話をかけてくれる。

〈誰も、副作用のある血液なんか、いらんわなぁ
『やっぱり、今日は検査はないので、先生の診察受けてきてください』
『・・・』自分の思い込みにあきれながら、頷く。
確かに、先週受け取った予約一覧票には採血検査の欄はなし。
先週まで検査の数値を見て、治療のあるなしを決めてたのに、
〈今日は大丈夫という確信があるのか?先生たちに・・・〉

『血圧高いこと、先生に聞いてみてね?』
『もう一度、計っています』
再度血圧を測ってみると、正常値に、勝手に新しいほうを採用。

診察室に行くと、受付に主治医の不在の連絡が貼ってある。
〈二週続きで、違う先生なのか??〉
まだ、予約の時間まで1時間あまりもあるし、
お昼までちょっと早いし、どうしようかと考えていると、
主治医のアナウンス

『あれぇ先生、今日って不在って書いてあったんだけど、受付に・・・』
『午後から、不在ですよ』
そこへ看護師さん、
『書き方が悪かったのかしら?皆さんそういうのよね。ごめんなさいね』
『検査があると思って、予約時間より早い時間に来ちゃって・・・』とペコリ。
『今日は、検査なしで治療を受けてもらいますが、
来週は検査の結果を見て治療を決めますから。』
『は・・・い』

再度、連絡事項の紙と見ると、
11月1日で改行、で確かに午後と書かれている。
今日の予約票といい、連絡事項の読み間違いといい、
しっかり読めば、間違いのないこと明白。注意力散漫
気をつけなくちゃ。

今日は、そんなんでいつもより早めに終わったので、銀行へ。
今月からついに無給となったため、
【会社から控除不能額ご請求の件】の丁重なるお手紙をいただいたのだ。
ということでの気持ちを持ちつつ、振込み。


銀行の近くにある道庁の前のポプラ並木の紅葉は、そろそろ終盤。





そろそろ道内は、雪虫の話がちらほら。
平地でも初雪は間近、【光陰矢のごとし】
私の歩みは、超スローだから余計にそう感じちゃうな。

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やっとの術前化学療法7回目

2012-10-25 22:42:31 | 抗がん剤治療
6回目の抗がん剤治療を受けたのが、9月の終わり。
タイトルからわかるように、実に約一ヶ月ぶりの点滴。
3クールの一回目という言い方であることが、今日わかった(おそっ)
とにかく・・やれやれ

第一週目は、白血球の減少、特に好中球の減少からの中止。
その後の第二週目と第三週目は、肝機能の異常、
具体的には、ASTとALTの数値の上昇。

まだまだ、基準値よりも高いものの、
先週から見てみると半分以下。
先週、主治医からは言われていたことは、
『とにかく、二桁の数値にならないと、治療は受けられないです』

 AST(GOT)57-->36  参考値(13-33)
 ALT(GPT)121-->54 参考値(6-27)

今日、診察していただいた代わりの先生に、
ディスプレイでこれらの数値の推移を見せてもらい、
治療可能なこと告げられる。
〈先生によって、説明の仕方が違うんだなぁ。
主治医は、ディスプレイ見せてくれたことないし・・・)
だから、数値のことは、復習して覚えいておくようにしている。
どんだけいい生徒、もとい患者か

『今日は触診で計測しますから』
ええっ・・・今日は、数値のチェックだけと思っていたので、
頭は、ウィッグなしの医療用帽子にベレー帽と二重構造。
服はといえば、タートルネックセーター、ベスト。
おまけにネックレスまでしているあほな私。

ベットの上で、じたばた、あっせあっせ。
ネックレスと帽子が邪魔で、セーターが脱ぎにくいことこの上ない。
〈やっぱ、ブラウスとかじゃないと不便、
次回から不測の事態に対応できるようにせねば〉
よ~く考えると、診察受けに来てるんだから、当たり前なんだよなぁ。


『計測できないですね~』
〈そうなんだよなぁ、自分でもわかんないだよね)
一ヶ月近くの抗がん剤投与なしでも、
状況の変化は感じられない。
やっぱり、この抗がん剤治療が続けられるようにと思う。

久しぶりの外来治療センター
パクリタキセルのときに指先を冷やしたいというと、
何種類かのアイスノンの類を見せてくれる。
ついでにグローブの話をするが、
今日話した看護師さんは知らないという。
『ブログで見たんだけど、ここでは使ってないんですね?』
『どんなものか見たいわ』
『この前のアンケートに書いておいたので、
いつかここでも使ってくれるようになってくれるといいんだけど・・・』

先回はアイスノンの代わりのものを持ってきてくれなかったけど、
今日は、冷たさがなくなったころ、キンキンに冷えた代わりを持ってきてくれた。
次回、代わりが来なかったら、リクエストしようっと。
タキソールでは効果があるというエビデンスがなくっても、
自分の指のジンジンが抑えられるなら、お願いする価値はあるよね。

今日は久しぶりのタキソールのアルコールのせいか、
眠くって、紀伊国屋によるのをやめて、
帰ってから1時間半もぐうぐう寝てしまった。
で、この時間にブログを書いている。。。

次回の通院でまた状況が変化する可能性はあるものの、
今日はひとつクリアできた通院の日だった。

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化学療法今週も中止

2012-10-18 22:34:55 | 抗がん剤治療
月曜日に引き続き、今日18日木曜日も通院。

今月はじめにあがり始めた肝機能障害をあらわす数値が
月曜日から3日で基準値に戻るとは
さすがに素人の自分でも不可能であろうと判断できる。

やはり主治医から渡されたプリントアウトの結果値は、
月曜日からは下がり始めてるものの、まだまだ高い。
ということで、今日の化学療法も中止。

GOT(AST),GPT(ALT)数値の上昇の原因として
一番に主治医が推察したのは、サプリメント服用。
サプリメントはまったくとっていないし、
現時点、肝臓への転移は考えられていないことから、
そうすると、原因は抗がん剤となる。

3週間、抗がん剤を打っていないことから、
来週、化学療法を受けられる可能性はありそうという、
主治医の判断だが…

気になるのは、今後の治療内容。
このままの化学療法を続けることが可能なのか、
薬を換えて、術前化学療法を行うのか?

の疑問に対して、
そのたびごとの検査の結果を見て、
治療を進めていくとの主治医の返事。

確かに、現行のハーセプチン+タキソールの抗がん剤で、
生検ではがん細胞が消えているという状況をかんがみれば、
できれば最後までクリアしたいという気持ちもある。
が、それまで、肝細胞が持つのかどうかも、わからないし、
他の要因で続行は不可能になることもあるかもしれない。
確かに、主治医の言うとおり、そのときの状態を見て、
進めていくしかない。

抗がん剤治療は、【寝た子を起こす】状況があると
書かれてあったが、まさしく、その通り。
今まで、静かに動いていた機能が存在感をあらわにしてきている。

12回の化学療法、年内には手術と計算していたが、
まったくの希望的観測だった。

いずれにしても、
この病院を進んで選んできたのだから、
じっくり考えて、腹を据えて治療を遂行していこう。

とはいえ、
来週、主治医不在ということで、
化学療法ができるかどうかの判断を代わりの先生にしてもらい、
今後の治療については、来月以降ということになりそうだ。


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入院って?

2012-10-12 11:54:17 | 抗がん剤治療
4日間の不在から中一日おいて、
少々よれよれの状態で病院へ。

朝一番の超満杯の時間帯から、
少し外れるものの、
やけに今日も患者さんがいっぱい。
(お昼前に診察といきたいところだけどなぁ)と
ぼんやり思いつつ、こっくりこっくり

『○○○さん、○○○さん』と優しい声。
治験コーディネータのお姉さん
『あっ、すいません、転寝しちゃった~』
『あのね、肝機能の数値がよくないの。
 先生から説明があるけど、今日もちょっと無理みたい』
『そうなんですかぁ

・・・・
案の定、我が信頼すべき主治医は、
少々切れ気味(って感じ
『また、肝機能の数値が上がってます。
何か飲んでますか
と、検査結果のプリントを渡しつつ、言うんだけどさぁ。
(無実です。。。お代官様)と心に思いつつ、
『何も飲んでませんけど、肝臓に何か問題、
つまり、転移とかあるんでしょうか?』
『いや、その可能性は考えられないけど。
がんが小さくなって、抗がん剤の効果が見られるので』
『でも、今日は、治療は受けられませんよ。
月曜日、また来て下さい。
良くなっていないようなら、
さらに詳しく検査をします。
入院してもらうこともありますから。
とにかく、安静にして、アルコールも取らないように』
『へへへぃ・・・

(アルコールって?
さすがにそんなに身の程知らずじゃないけど
信用されてないなぁ、確かに無茶してるけど・・・)

〈入院って・・・???)

安静って、どこまで動いていいのやら
早めに布団に入ったものの、
何度か眼が覚めて
とてもとても安静することが難しいと
知らされた一日だった。

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諸刃の剣だなぁ

2012-10-04 17:49:48 | 抗がん剤治療
WEEKLYの治療で、そろそろ白血球の減少が来る時期で、
抗がん剤投与が受けられるのは、微妙な状況。

半分諦めの気持ちを持ちつつ、
今日は女性、1000円ということもあり、
だめだったら、
映画でも見るかという覚悟で病院へ。

またのんびり家を出て、
血液検査を受けてから待つこと、1時間半・・・
もうちょっと早いとこ、
家を出ればよかったと少々後悔ぎみ。

そこへ、いつもの治験コーディネータの
お姉さんが寄ってきて、
『今回は、好中球の数値があんまり下がっていなくって、
 他に問題がなければ、治療受けられそうですよ♪』
(へぇ~、白血球君がんぱったなぁ)
(その分、がん細胞への攻撃はどうなったのかぁ)
と複雑な気持ちで、診察室へ・・・

いすに座るや否や、
『○○○さん、サプリメントとかとってますか?』
『へっ!?いえいえ~~』
『肝機能低下の数値がでているので、
 今日の治療はお休みします。
 また、来週様子を見ますから、
 来て下さいっ!』
『・・・』 


(どうも、主治医には質問しにくい
 ということで、コーディネータさんに聞くが
『ごめんなさいね。
 抗がん剤の副作用に肝機能の低下もあるので・・・
 でも、肝臓は回復が早いから、
 高たんぱくのものを食べて、
 ゆっくり休養してね。』

さすがに凹んで、映画も見る気も起こらず、
が、【お試しかっ!】で気になっていたびっくりドンキーで、
ランチを食べ
帰宅


白血球の次は、肝機能ですかぁ?
健常者と同等の数値で
基準値をクリアしなければ、
治療も続けられないとは・・・
抗がん剤が白血球を攻撃し、
肝臓ががんばって、
毒素に対応し。
まさしく【諸刃の剣】


どんだけ、体の中で
バトルが発生しているのやら
いつになったら、
手術に行き着けるのか

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