右往左往の乳がんの日々

2012年7月乳がん告知。怒涛の術前化学療法・手術・放射線のフルコース治療終了。それでも、小さなことで揺らぎます~

よその先生はやさしそ~

2013-11-18 22:48:00 | 公開講座
3カ月に一度、お会いするおばあさんから
電話連絡があって、
乳がん市民公開講座があるということで
ランチがてら、(こっちがメインか
出かけてきました。

去年、4回シリーズで講演していた先生が
今年も継続しており、
実は、今年2回目、
つまりは去年から6回目。

今回の内容は、
講演初めは、少し「乳がん」の話をされたが、
ホルモン療法、分子標的療法、化学療法、
それに伴う副作用、
具体的な薬の話、そして新薬も。
去年の講演の内容は、大まかな流れだったのだが、
もう少し細かく、掘り下げた内容だったので、
興味深かった。
自分で気になっているところも
語ってくれたし・・・

特に、自分に関係あるところで、
ホルモン療法
アロマターゼ阻害剤〈AI剤〉⇒アロマターゼを攻撃
(アリミデックス、アロマシン、フェマーラなど)
 閉経後もアロマターゼ酵素の働きで
 男性ホルモンがエストロゲンに変化。
 アロマターゼは皮下脂肪にあり、
 肥満の人は、閉経後もエストロゲンが多い。

副作用
(1)更年期様症状
 *ほてり・熱感・肩こりなど。
 *漢方薬が有効なこともある。
(2)関節痛、こわばり
 関節にもホルモンレセプターがあり、
 そこにエストロゲンが結合すると、関節がスムーズに動く。
 ⇒AI剤によりエストロゲン減少のため、関節痛・こわばりが起こる。
 *特に朝の手のこわばり(日課のよう・・)
 ⇒朝が一番ひどいが、時間にたつにつれて良くなる。
  先生の話だと、ぬるま湯の中でグーパーするといいらしい。
(3)骨粗鬆症
 エストロゲンが破骨細胞の働き過ぎを止める
 ⇒AI剤によりエストロゲン減少のため、破骨細胞が働き続け、
  骨がもろくなる。
 *骨密度を測定し、骨粗鬆症傾向の場合には、
  骨粗鬆症薬を内服する。

ハーセプチンの話で、
心臓にも少しだけHER2があり、
心臓のHER2は傷ついた心臓の筋肉(心筋)を修復するため、
この治療を受けた人は心臓エコーでチェックする。
ということも、
ハーセプチン投与が終わった今頃ですが、
やっと、理由がわかった次第でお恥ずかしい

新しい分子標的治療薬
再発乳がん適応のパージェタ、アバスチン、T-DM1(サドサイラ)のことも。


次回は、2014年4月26日とすでに決まっていて、
事前に受けた質問に答えるコーナーを設けてくれるそう。

その上、アンケートで今後知りたいことを集計して、
それに基づいて、講座のテーマを決めるようです。
連れの二人とも
『優しそうな先生だね。話もわかりやすいし、いいねぇ~』
と目がハートになっとりましたワ

先生、なんだか若くなったような・・・
乳腺外科が新設された病院に赴任されたようで
慣れてきて、余裕ができてきたのかな?


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