いらっしゃいませ。水害関連の投稿でございます。
月曜日には天気がもちなおし、昨日水曜日に梅雨明け宣言のあった九州南部のこの市です。ウソのような青空が広がり、熱い陽射しが照り付けます。そして、増水して溢れた川の流域の家々や商店街には、被災して水をかぶった家具等々が積み上げられています。
ボランティアの皆さんや、暖かい支援物資のおかげで、だんだんと復旧しているようです。(と、テレビやラジオで放送されていました)
うちの職場は、一番酷い時には、建物外敷地内の冠水が70センチくらいの深さにまでなったそうです。駐車場に止めてあった車は浸水し、ほぼ全滅。本当にあっという間に水につかってしまったそうです。水は建物内にも押し寄せ、床上15センチくらいまで浸水したそうです。初めはバケツなどでかき出していたそうですが、どんどんどんどん、建物あちこちの入り口から水が流れ込んで手がつけられなくなり、「あーもう駄目だこれは……」とあきらめるほどだったそうです。伝聞形の文章ですみません。そのころの私は、職場に向かってはいたのですが、氾濫した川により橋が通行止めになり、たどり着けずにいました。
現在、職場の中の状況は、床に泥がしみついていたり、水害の後が残っていますが。なんとか通常業務です。話に上るのは、駐車場で最期を迎えた車の話
浸水する際、車は、電気系統がやられ、クラクションが鳴り響き続けるそうです。それはまるで愛車の断末魔の声に聞こえるそうです。屋内から為すすべもなく(というか、それどころではない)車の最期を眺めて、もはや笑いしか浮かばなかったとか。ほとんど一瞬にして水に浸かってしまう沢山の車。アスファルトの駐車場が、みるみるうちに濁った水の激しい流れに変わってしまう様は、映画を見ているようだった、そうです。ここに川の水が押し寄せるなんて、信じられなかったとか。