すぎな之助の工作室

すぎな之助(旧:歌帖楓月)が作品の更新お知らせやその他もろもろを書きます。

「歪みの国のアリス」にはまりました。

2006-07-28 23:56:22 | アニメ・コミック・ゲーム

こんばんは。水害の話題は色々あるのですが、どうも現実逃避しきりです。携帯電話のゲームにはまってしまいました。auとボーダフォンが対応している、選択式テキストホラーファンタジー「歪みの国のアリス」です。これは童話の「不思議の国のアリス」をもとにして作られた話ですが、主人公は日本人の女の子。

きっかけは、本家お絵かき掲示板のゲーム板で、たびたびそのイラストが投稿されていたので、気になってPC用公式サイトを見に行ってからでした。

このゲームをプレイ(というか、読了)して気に入った人の多くが「チェシャ猫かわいい!」「チェシャ猫最高」「チェシャ猫かっこいい」などと連呼しているのです。さてその猫さんはどんな外見というと、これがどう見ても猫じゃない。ていうか、怖いよ。怖すぎる。

目深にかぶったフード、避けた口、とがった歯、怖い、怖いよ。しかも猫には見えない。人にしか見えない。こlれに「萌える」というお方が多数いるのがこれ信じられない。そんなホラーな外見。(ところで主人公のアリスは可愛い女の子ですよ)

で、この怖いチェシャ猫さんですが。これ、ゲームをプレイすると、皆さんが連呼する気持ちがよおくわかりました。ええ、よおくわかりましたよ、ええ。

チェシャ猫さんは、可愛い。かっこいい。腰砕けですよ。

「僕らのアリス、君が望むなら」

プレイ中に、このチェシャ猫さんにアリスが何を頼んでも

「僕らのアリス、君が望むなら」

って応じてくれる。そして笑み(怖いけど)を絶やさない。主人公のアリスがピンチになったら身を呈して助ける。ああ、お茶会のバラ園のあれ……チェシャ猫かっこいい……。

女の子プレイヤーには、たまらないキャラではないでしょうか。怖いけど。

そしてさりげにS。「あんまりアリスを苛めると……喰うよ?」とあるエンディングでは本性が見えたり見えなんだり。これはネタバレてないです、きっと。

女王様と仲が悪いのは、あれはアリスを取り合ってるからなのでしょうなきっと。これも多分ネタバレてないです、きっと。

廃棄君というキャラがいるのですが、「人の話を聞けー!」とアリスに怒ったのは、あれはアリスとチェシャ猫が、廃棄君を無視して仲良くお話して相互理解を深めていくからですね。あれは絶対やきもちではないかと。これはネタバレじゃないですきっと。

ゲームは前後編になっていて、ダウンロード落とし切りで各210円だったかな。420円のこのゲーム、グラフィックは美しいし、物語は、笑いあり涙あり感動あり恐怖ありと、面白すぎだし。ホラー、メルヘン、ファンタジー、トラウマ(?)、そのどれもが好きな方は是非お勧めしたいゲームですよ多分。血が流れる部分がけっこうあるので、血が嫌いな人はお勧めできません。ええ。「私は平気で生魚をさばけますよ?」という方なら大丈夫かもしれません。はらわたは出てこないですが、血は流れますだ。

エンディングは全部で15種類。全て見ようと思います。


職場に川がやってきた。

2006-07-27 21:30:56 | 災害

いらっしゃいませ。水害関連の投稿でございます。

月曜日には天気がもちなおし、昨日水曜日に梅雨明け宣言のあった九州南部のこの市です。ウソのような青空が広がり、熱い陽射しが照り付けます。そして、増水して溢れた川の流域の家々や商店街には、被災して水をかぶった家具等々が積み上げられています。

ボランティアの皆さんや、暖かい支援物資のおかげで、だんだんと復旧しているようです。(と、テレビやラジオで放送されていました)

うちの職場は、一番酷い時には、建物外敷地内の冠水が70センチくらいの深さにまでなったそうです。駐車場に止めてあった車は浸水し、ほぼ全滅。本当にあっという間に水につかってしまったそうです。水は建物内にも押し寄せ、床上15センチくらいまで浸水したそうです。初めはバケツなどでかき出していたそうですが、どんどんどんどん、建物あちこちの入り口から水が流れ込んで手がつけられなくなり、「あーもう駄目だこれは……」とあきらめるほどだったそうです。伝聞形の文章ですみません。そのころの私は、職場に向かってはいたのですが、氾濫した川により橋が通行止めになり、たどり着けずにいました。

現在、職場の中の状況は、床に泥がしみついていたり、水害の後が残っていますが。なんとか通常業務です。話に上るのは、駐車場で最期を迎えた車の話

浸水する際、車は、電気系統がやられ、クラクションが鳴り響き続けるそうです。それはまるで愛車の断末魔の声に聞こえるそうです。屋内から為すすべもなく(というか、それどころではない)車の最期を眺めて、もはや笑いしか浮かばなかったとか。ほとんど一瞬にして水に浸かってしまう沢山の車。アスファルトの駐車場が、みるみるうちに濁った水の激しい流れに変わってしまう様は、映画を見ているようだった、そうです。ここに川の水が押し寄せるなんて、信じられなかったとか。


今回の大雨には前兆があった?

2006-07-23 21:59:46 | 災害

昨日今日と大雨による水害に見舞われた私の住んでいる地域ですが。

そういえばあれは前兆現象(?)だったのではないかと思うことがあります。

先々週の7月10日~16日まで、異常なほどに暑かったのです。

私の住んでいる地域は、南ではありますが、真夏でも最高気温が33度くらい。山にある我が家では、真夏でも30度ほどにしかなりません。基本的に冷房いらずなのです。

それが、先々週は、我が家でも連日35度超という、非常に暑い一週間だったんです。「この時期にこの暑さは異常だ。真夏でもこんな猛暑にはならないのに」と家族と話していました。あまりの暑さと晴天続きに、梅雨明けしたのだろうと思っていました。けれど気象庁の発表はないので、「なぜにこんなに暑いのに梅雨?」と思っていましたら、先週は雨になり、週末はこんなことになってしまいましたよ奥さん(誰?)。

あの異常な猛暑がこの雨を呼んだのでしょうか? それともこの雨の前兆があの異常な猛暑だったのでしょうか? 異常な猛暑に異常な大雨、関連は無いかもしれませんが、異常なもの同士、なんとかくっつけたくなるのが人情ってなもんじゃないでしょうか。(←人情を持ち出されても……)


お昼から雨が止みました→晴れへ

2006-07-23 20:46:39 | 災害

こんばんは。今朝の大雨ですが、午前11時30分ごろに止みまして、曇り空から日光がほの射すようになりました。

ようやく仕事場へ行けました。仕事場の被災状況は、……予想通りというか、なんというか。床上15センチまで冠水したそうです。私が職場についたときは、水が引いた後で、皆で掃除をしていました。
パソコン類は二階に上げてありましたので難は逃れたようですが。しかし月曜から通常の仕事ができるかというと……ちょっと無理のようです。
一番水が来た時には、駐車場は腰の高さにまでなり、その当時に駐車していた車はほとんど全て駄目になったとのこと。レッカー車が次々に来て車を運んでいきました。
でもうちの仕事場はまだいい方みたいで、堤防が決壊した現場付近にある税務署などは、門のところに大きな流木が突っこんでいました。その他、やはり決壊現場近くにある自動車屋さんは新車が全部駄目になったらしいです(これは地方紙の朝刊に載っていた記事から)

携帯で写真も結構撮りました。大事な記録になるかなと思いまして。
そのうち御絵描き刑事VANのほうにUPすると思います。今も数点載せてますが。

今現在の天気は曇り。雨は降っていません。梅雨前線は九州北部~近畿に北上したようです。豪雨に見舞われている地域にお住まいの皆様方、どうかお気をつけください。
こちらで被災した、川付近に住む人の話によると、行政から避難勧告が出たので、じゃあそろそろ指定の避難場所へ行こうとしたら、もう間に合わなくて、あっという間に水がどんどん川から溢れ出て来て、もはや家の外に出られなくなり、仕方なく家の二階で恐ろしい時間を過ごしたとのことです。自分の周辺の事情は、自分こそがリアルタイムでわかるので、早めに判断して、しかるべき行動を取ったほうが良いようです。消防も行政も、そこにいる人ほど詳しくない……って、その人が言ってました。
私は経験してないのですが、ほんとにあっというまに大量の水がどーんと来るそうですよ。