ええと、ちょっとしたお話です。暗いかもしれません。
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「一歩先には」
大量の書類をさばく音がようやく途切れたので、ふと隣を見た。
またうつむいてる。
どうしてそんな顔するんだろう。
仕事が終わったのに。もう何も残っていないのだから、清々していればいいのに。
他ではあまり、見ない類の顔だから、とても気になる。
話しかけようにもとてもそんな雰囲気ではなくて。
困ったな、と思う。
小さいため息が聞こえた。
初めて聞いた。
いつもは、すっと深呼吸なのに。
でも横顔は同じで。
とても話しかけられる雰囲気ではない。
飽和した心でそっと、どこか、取り返しのつかなくなるだろう場所に、立っているようで。
何を見ているんだろう。パソコンのモニタ? ……きっと違う。もっとなにか、そう、頭の中にある場所を。
さっき、隣に座る前、少しだけ話した。
少しだけ、笑ってくれた。
ああこれで、糸口がつかめるかなと思ったのに。ちょっとは仲良くなれるかなと、思ったのに。
すりぬけて独り遠くへいったかのように、そんな顔。
取り返しのつかなくなるだろう場所に、立っているような横顔。
誰を責めるでもなく、ただそこに立っているような。
思いつめた表情。
まるで、
一歩先には
断崖の底が風を吹き上げているかのように。
まるで一歩先へ進むかどうかを、考えてるかのように。
でも僕には、さわれもしない。
::::::::はいここで歌帖楓月の辛抱が切れました:::::::::
っだーーー!!!
そんな思いつめた貴方にはハイコレ!!
「退職願」
これで管理職もビックリ!なんか対策考えてくれるさ!
なになに? そんなハカナゲなあの子に接近したい?
そんなシャイボーイにはハイ!
「仕事手伝おっか!?」
この言葉で疲れきったカワイイ彼女も笑顔になるさ!
見てないで、手伝いなさいよ可哀想に!
ゼイゼイゼイ(息切れ)。という、オバサンの心のさけびでしたとさ。
って、……ハッ!? こばなしじゃない?!
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「一歩先には」
大量の書類をさばく音がようやく途切れたので、ふと隣を見た。
またうつむいてる。
どうしてそんな顔するんだろう。
仕事が終わったのに。もう何も残っていないのだから、清々していればいいのに。
他ではあまり、見ない類の顔だから、とても気になる。
話しかけようにもとてもそんな雰囲気ではなくて。
困ったな、と思う。
小さいため息が聞こえた。
初めて聞いた。
いつもは、すっと深呼吸なのに。
でも横顔は同じで。
とても話しかけられる雰囲気ではない。
飽和した心でそっと、どこか、取り返しのつかなくなるだろう場所に、立っているようで。
何を見ているんだろう。パソコンのモニタ? ……きっと違う。もっとなにか、そう、頭の中にある場所を。
さっき、隣に座る前、少しだけ話した。
少しだけ、笑ってくれた。
ああこれで、糸口がつかめるかなと思ったのに。ちょっとは仲良くなれるかなと、思ったのに。
すりぬけて独り遠くへいったかのように、そんな顔。
取り返しのつかなくなるだろう場所に、立っているような横顔。
誰を責めるでもなく、ただそこに立っているような。
思いつめた表情。
まるで、
一歩先には
断崖の底が風を吹き上げているかのように。
まるで一歩先へ進むかどうかを、考えてるかのように。
でも僕には、さわれもしない。
::::::::はいここで歌帖楓月の辛抱が切れました:::::::::
っだーーー!!!
そんな思いつめた貴方にはハイコレ!!
「退職願」
これで管理職もビックリ!なんか対策考えてくれるさ!
なになに? そんなハカナゲなあの子に接近したい?
そんなシャイボーイにはハイ!
「仕事手伝おっか!?」
この言葉で疲れきったカワイイ彼女も笑顔になるさ!
見てないで、手伝いなさいよ可哀想に!
ゼイゼイゼイ(息切れ)。という、オバサンの心のさけびでしたとさ。
って、……ハッ!? こばなしじゃない?!