自宅から自走すると往復200km以上あるので無理があるのですが、輪行って便利だなぁ。
こちらがスタート地点の武蔵五日市駅。割と大きな駅なのですが、周囲には何もありません。ここを10時位にはスタートしたいと思っていたのですが、昨日ツールドフランスを見ながらゲームしてたので、バッチリ寝坊して11時ちょっと前の出発になりました。
幸いなことに、ここしばらく暑い日が続いていましたが比較的涼しかったので走りやすそうです。
走り始めて1kmもせず、「山奥感」を感じる風景になってきました。写真では判りにくいですが、既に緩やかな登りになっています。
この付近にセブンイレブンがありますが、この先奥多摩駅までコンビニは見当たりませんでした。補給を現地調達する人は要注意です。
左の写真の橋を渡ったところに、山びこ食堂という定食屋を見つけたので、ここでお昼にしました。まだ3kmくらいしか走っておらず時間も11時15分くらいなのですが、この先どんどん山に入っていくことを考えると早めに食っておいた方が良いという判断です。
カレーうどんを食べたのですが、なかなか美味かったです。
お昼を食べ終わった後、さらに3kmほど走ると檜原村役場前の橘橋交差点になります。ここを左折するといよいよ登りが本格的になって行きます。
えっちらおっちらと坂を登っていきます。時たま10%級の激坂もありますが、5-8%くらいの坂がほとんどです。交通量はそこそこあるもののオートバイが多いので車ほどには気を使わなくていいのが助かります。とにかく風張峠の手前にある「都民の森」を目指していきます。
13時ごろ、やっと「都民の森」にたどり着きました。車で来る人も多く、駐車場は満車です。
そして、自転車で来る人も多くバイクラックはこんな感じ。
こんな売店があったので、飲み物とアイスを補給してしばらく休憩しました。食堂もあるのですが、お昼を麓で済ませてしまったので私はパス。あんまり美味しくないと聞くのですが…
さて、奥多摩周遊道路の最高標高地点である風張峠は都民の森のもう少し先にあります。峠を越えて奥多摩湖に向かうべく、もう一頑張りして登らなければなりません。
で、途中「風張峠駐車場」という看板を見つけたため、もうすぐそこに峠の看板があるはず…と思い先に進んだら下りが始まってしまいました。後で調べたところによると、駐車場近辺に「東京都で一番高い道路」と書かれた標識があるそうで…思いっきり見落としたようです。
(ネットで拾った写真)
走りながら、看板か何かを見落としたんだろうなと気付いてはいたのですが、Uターンして登りなおす気にもなれずそのまま直進しました。
しばらく降りると月夜見第一駐車場に到着。ここは奥多摩湖を望む絶景ポイントで、多くの人でにぎわっていました。本格的なカメラを持って風景を撮る人、コーヒーを沸かしてくつろぐ人、ベンチにへたり込んであんぱんを食い始める人（私ですが）、様々です。
さてその後も快適に下り続け、
奥多摩湖のダムに到着しました。
ここからさらに下って行くわけですが、奥多摩駅までの間はトンネルだらけです。当然ライトが必須なわけですが、いちいちスイッチを入切させると面倒だし危険でもあるので、点灯させっぱなしで走るのがオススメです。
奥多摩駅前に到着したのは15時過ぎ、想定していたより少し早かったのでもう少し足を伸ばして青梅まで走っていくことにしました。距離にして25km程度ですし、信号もほとんどないので1時間ちょっとあれば着くでしょう。
まだまだ奥多摩的な風景が続きます。全般的には下り基調なのですが、たまに結構きつい上り坂が出現するので油断大敵。斜度は5%程度ですが、風張峠越えで消耗しているので数字以上にきつく感じます。
へそまんじゅう本舗が見えてきたので、ここで最後の補給をとることにします。
…青梅まであと5kmもないのに、補給とる意味あんのか？という気がしないでもありませんが。
まんじゅう1つで105円。その場で食べる場合はホカホカのを出してくれます。甘さがしつこくなく、もたれない味なのでオススメですよ。ベンチもあるので休憩場所にはもってこいです。
さて補給を終えて少し走り青梅駅に近づくと…一気に山奥感がなくなります。
なにこれ。
どうやら、「昭和レトロの街」的な観光名所らしいですね。看板だけで映画の上映はないらしいですが。
今日のコース、青梅駅周辺以外のほとんどが森林の中を走ります。森林浴的な効果もありそうですし、気分がささくれ立った時には気分転換に走ってみてはいかがでしょうか。
なお、冬にきたら寒さで死ぬと思います。
本日の標高推移。最高地点が風張峠、奥多摩駅は60km地点です。
