多摩川サイクリングロードの車窓から

試される大地・北海道 オロロンラインをゆく(1日目)

 梅雨明け以降暑い日が続き、自転車に乗る気力がまるでない俺ですこんにちわ。
 毎年のこととはいえ、この時期に外を走るとなると相応の覚悟が必要です。暑さを避けるために早朝から走る手もありますが、朝5時には既に暑い日が多くあまり意味がありません。仕方なくZWIFTでお茶を濁すも、やはり外を走らないとつまらないし・・・

 そうだ、北海道に行こう。



 オロロンラインというのは、小樽から稚内までを日本海沿いに結ぶ全長380kmのルート。北海道らしい草原と海を楽しめるドライブルートとして知られ、とくに天塩~稚内間の地の果てまで続くような直線は有名です。


 まさに試される(TT能力が)大地。

 この長さを1日では走り切れないので、途中の留萌で一泊し2日間で稚内に到達する計画を立てました。アップダウンは少ないらしいので、まあ行けるはず。多分。



 朝一番の飛行機で羽田から新千歳に飛び、今日のスタート地点は札幌駅。・・・なんだけど、札幌駅が大規模な工事中で、こんな写真しか撮れませんでした。もうちょっとカッコイイ絵が欲しかったんだけど。
 それにしても、思っていたより暑いです。東京から移動してきたので既に9時半というのもありますが、ちょっとアテが外れた感じです。まあこれから北上するのでだんだん涼しくなっていくでしょう。



 札幌の市街地を抜け、30kmほど走るとだんだんそれっぽい風景になってきました。陽射しが強すぎるのは難ですが、空と海と太陽が眩しいです。





 昼は厚田の手前にあるDiamant Purというシャレオツなカッフェに行ってみるつもりだったのですが、昼前にもかかわらず1時間待ちとのことで断念。少し走って前浜にやってきました。
 刺身定食を頼んでみたらご覧の盛りの良さ。ヒラメタコホタテと、あとなんだっけ、とにかく種類も量も多くて刺身を持て余し気味になるほどでした。



 厚田を出ると海に近い道が増えてきます。車も少ないので、風景を眺めながら無心にペダルを回すという贅沢が楽しめます。湘南や房総ではこうはいかないんですよね。






 今日のルートで一番の難所は浜益~増毛の間。トンネルとアップダウンが連続するというのもありますが、40kmに渡って店が無いので補給に気を付ける必要があります。
 トンネルは何kmもある長いものがいくつもあります。風景的には全くダメですが、それだけ長いとトンネル内はかなり涼しいので一息つける場所でもあります。路面が湿っていて自転車がえらく汚れてしまうんですけども。


 しかし予想以上にアップダウンがある感じです。ド平坦だと思ってたのに、話が違う!


 トンネル地獄を抜けると増毛の町。今日のゴール地点である留萌まであと15km程度です。


 増毛駅はかつて留萌線の終点でしたが、2016年に廃止になりいまでは駅跡が保存されています。
 高倉健主演の「駅 STATION」の舞台になったり、その名前から髪の毛の聖地と呼ばれたりネタの多い駅でした。


 

 線路が残ってるからスタンドバイミーごっこもできるよ!



 留萌での晩飯は寿司にしようと思っていたのですが、昼に刺身をガッツリ食ってしまいました。
 そこでホテル近くの友禅に急遽変更。すき焼きやしゃぶしゃぶのお店なのですが、一人用セットもあり大変助かりました。


 今日の距離は130km程度でしたが、明日こそオロロンラインの本番・稚内まで190km。今日以上の絶景がみられるはず!


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