多摩川サイクリングロードの車窓から

試される大地・北海道 日本最北端の地へ

 昨日は日本最北の町・稚内に到着し、札幌~稚内を無事に完走できました。
 今日は稚内空港から羽田に飛ぶのですが、飛行機は13時15分発なので少し時間があります。そこで空港に行く前に宗谷岬を見てこようと思い立ちました。


 宿を出たのは8時半ごろ。稚内→宗谷岬→稚内空港のルートは55km程度、時間的には十分余裕があります。
 稚内市街地を抜けると信号もなく、左前方に宗谷岬が見えてきました。
 


 宗谷岬は日本の最北端。晴れていれば樺太が見えることもあるそうですが、湿度が高い夏の空気ではちょっと無理みたいです。
 考えてみれば昨日は利尻島ですらよく見えなかったわけで、それよりはるかに遠い樺太は見えなくて当たり前でした。

 さて。これで空港に行ってもいいんですが、ちょっと物足りない。時間もあるし、稚内フットパスのコースを走ってみることにしました。



 フットパスというのは要するにハイキングコースらしいのですが、この稚内フットパスは宗谷岬にある牧場や草原の中を走るコースで、自転車やオートバイでも行けるようです。

 まず最初に宗谷岬の背後にある丘を登ります。ここはなかなか激坂ですが、短いので恐れるほどではありません。


 登りきると、先ほどの岬のモニュメントを見下ろすことができます。


 コースの分岐には看板があり、これに従っていけば迷うことはありません。


 まず見えてくるのがアルメリア。レストラン兼お土産屋らしいのですが、まだ10時にもなっていないので写真だけ取ってスルーしていきます。


 丘の上には宗谷岬牧場が広がり、ここで宗谷黒牛というブランド牛が育てられています。
 近づくと顔を上げてきたのですが、「なんだまた観光客か」とばかりに草を食う作業に戻っていきました。




 これは自衛隊のレーダーサイトですかね。

 宗谷岬だけではなく、稚内周辺の丘陵には高い樹木が少ないです。渋峠西伊豆スカイラインのようなクマザサが生い茂る光景が広がり、標高0mにして高原のような雰囲気があります。






 このコースの終盤は「白い道」と呼ばれる非舗装道路になります。この白さは何なのかと言うと、


 石ではなく貝殻で道が作られています。場所柄、水産加工場から貝殻がもらえたりするのでしょうか?


 海と山の狭間に白い道、なかなか映える光景でした。



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