多摩川サイクリングロードの車窓から

NARIKIステージ下見とその他

東京ヒルクライムNARIKIステージに来週出るのですが、会場となる成木というところに行ったことがなかったりします。
そこで来週に備えて下見と練習をしてきました。

そんなことしてもどうせビリから数えたほうが早いんだろ、とか言うな。泣いちゃうぞ。


成木街道・常磐林道



輪行で東青梅駅に到着したのが10時過ぎ。そこからトイレと自転車の組み立てを済ませ、10時20分頃に出発しました。
で、受付/スタート地点に到着したのが10時40分ごろ。
特に飛ばしたわけじゃないので、普通の走力の人なら20分で十分、と言えるでしょう。
当日の受付終了時刻は9時ですから、輪行で参加するなら東青梅駅に8時に到着すれば十分間に合いそうです。

スタート地点付近には、俺と同じように下見に来ているっぽい自転車乗りが何人か来ていました。



早速試走を開始します。このレースは名前のとおりヒルクライムなのですが、
10kmのコースのうち前半の5kmは割りと緩やかです。平均勾配は3%くらいで、最大勾配も5%無かったと思います。
しかし全体で言えば10kmで550m以上登るコース設定です。前半がこれだけ楽ということはつまり・・・



この5km地点でに左折し、常磐林道に入ります。「行き止まり」とありますが気にしない。



左折した途端、道は狭く坂は険しくなります。平均勾配は7,8%でしょうか。
しかし道が険しい割には結構民家があります。こんなとこでレースを開催するのは大変でしょうね。



残り3kmあたりで民家も無くなり、そして道はさらに険しくなってきました。
平均勾配はおそらく10%以上、最大勾配は私が確認した中では15%でした。

もはやシッティングではまともに進まないので、ダンシングで脇腹えぐるよーに漕ぐしかありません。
山道なので路面に水が流れている所があるのですが、そこに踏み込むとホイールスピンします、まじで。

ちなみにこのあたりは、猿を見かけるのはザラで運がよければカモシカに出くわすことがあるとか。
期待してたのですが、何も出てきませんでしたね。
登るのに必死で気づかなかっただけ…だったらやだなぁ。



ここがゴール地点。うーむ、ほんとに何にも無いな。
何度も足を着きそうになりましたが、途中で休んでしまうと心が折れてしまいそうだったので、
何とかノンストップで登りきりました。それだけでも俺にしては上出来です。

タイムは43分21秒、去年のリザルトに当てはめると333人中265位。ちょっと冴えませんねぇ。
OKUTAMAステージのときは試走53分→本番46分と大幅にタイムを短縮しましたから、
今回もある程度タイム短縮できるんじゃないかとは思っているのですが。


とりあえず今日の目的は達成しましたが、せっかくここまで来てすぐ帰るのももったいない話です。
そこで、奥多摩の中で今まで行ったことのない道を走ってみることにしました。


梅ヶ谷峠

まずは成木街道を南に逸れて都道193号に入り榎峠を抜けます。
軍畑駅前で多摩川を渡り、都道45号を通って梅ヶ谷峠を目指しました。



梅ヶ谷峠は交通量が少なく路面も良い状態です。
斜度も結構ありますが、短いのでそんなにきつくはありません。
成木でヒットポイントを削られた俺の脚には、そこそこダメージが来ましたけど。



梅ヶ谷峠に来た目的はこれ。いや、政治家のポスターじゃなくて。
右に見える分岐ルートが西ノ入・ホオバ沢林道への入り口なのです。
ここを抜けて、白岩の滝を見に行こう、というのが今回の企画です。


西ノ入・ホオバ沢林道





林道というだけあって、舗装の状態も見通しも悪いです。斜度も結構10%前後あるので結構きつい道です。



途中、眺望が開ける箇所がありました。手前に見える街並みは立川でしょうか。

この道は山奥感が強いので走っててなかなか楽しいのですが、路面状態が悪いので登りはまだしも下りはかなり怖いです。
その点だけ覚悟して行くことをオススメします。


白岩の滝

ホオバ沢林道を抜けて都道184号にでたら、2kmほどで白岩の滝への分岐になります。




これが白岩の滝への分岐道。道路はもうボコボコです。一応舗装が残ってるだけマシなほうでしょうかねぇ。



自転車が入れるのはここまで。道路はボコボコですが、都道から1kmも無いのでロードでも特に問題は無いです。



看板からはこの滝が見えます。これが白岩の滝?ショボいwwwwwwwww
とか言って帰らないように。滝本体はこの奥にあります。左に見える遊歩道を奥に進んでみましょう。
俺はSPD-SLで来てしまいましたが、ちょっと歩きにくいので、できればSPDで来ることをオススメします。



これが白岩の滝本体です。どこと無く日光の湯滝に似た雰囲気で、俺好みの形です。
この奥にもうひとつ滝があるらしいのですが、そっちは道が結構険しく、SPD-SLの靴では怖いので断念しました。



とまあ、こんな感じでマイナースポットとマイナー道路をめぐる旅でした。
奥多摩にはまだまだ言ったことが無いスポットがありそうなので、またそのうち来るとしましょう。


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