どこか遠くでフッチボル

鹿島サポだが裏の顔は日本代表サポ組織「食う軍」の司令。徒然なるままボソボソと。

イラン戦再考とバーレーン戦展望/4バックは失敗だったのか?

2005-03-28 | Football
結果は<イラン2-1日本>と勝ち点が取れなかった。
批判は、ジーコ監督が採用した4バックに関するものが多い。
しかしあえて問いたい。
4バックは失敗だったのかと。

イラン戦でジーコが取った戦術は、サイドバックを配置する4バック。
この4バック採用の要因は、イランの攻撃的な両サイド、特に右に入ったマハダビキアを三浦が抑える事を主眼に置いていた。
更には、ヒデの復帰がこのシステム採用のきっかけになっていたと思う。
俊輔とヒデを攻撃的な位置で先発、そして小野と福西を先発させようと思えば、自然と答えは4-4-2の採用、4バックとなるしかないからだ。
イラン戦で3バックをやろうとすれば、3-5-2の中盤は底は小野と福西、左に三浦、右に加地、トップ下は俊輔だ。
そう、ヒデが先発するポジションがなかったのだ。

ではジーコ監督が4バックで意図した戦術は出来ていなかったのか?
私は成功していたと言う意見を持っている。
実際、試合を通してサイドを抉られると言うシーンはほぼなかったと思う。
マハタビキアは俊輔と三浦で抑え込み、逆サイドの加地には攻撃する事で、相手を押し込める事にも成功していた。
失点シーンを振り返ってみると、1点目はシステムがどうのではなく、素早いリスタートでイランに押し込まれた失点。
問題の2点目だが、遠目のクロスに対して、中央で張っていた加地とヒデが、フリーのシーンで打たせてしまった事から生まれた。

なぜ中央で張るべきセンターバック二人ではなく、加地とヒデがその位置にいなければいけなかったのか。
これが4バックを採用するときの問題点、マークの受け渡しだ。
誰が誰をマークするのか?その受け渡しに混乱が出た事が想像される。
また、ジーコに判断ミスがあったとすれば、小笠原を投入した際、ヒデが自然にボランチまで下がる事になってしまった事だろうか。

4バックに批判が集中しているようだが、では3バックを採用していたら失点は防げていたのか?
サイドの裏にスペースが出来る3バック採用で、イランの両サイドの突破を防げたのか?
全ては試合後に結果を見たうえでの結果論に終始する。
3バック採用で日本は勝てたのか?
答えは“わからない”のだ。

攻撃には不満がある。
とにかくボールが収まらなかった。
特に、前線にボールが入った時の高原のボールキープには不満が残る。
ボールが収まらないので、中盤の攻撃的な選手が上がるタイミングが取れなかったのだ。
また、イランのDFラインが思ったより上がってこなかったせいもあり、玉田が裏を取を狙えるスペースが生まれていなかったのも痛い。
イラン戦を見て、鈴木隆行がやってきたプレーの重要性を改めて実感した。
日本の武器であるFKを奪う、つまりゴールに近い位置でファールを奪うと言うプレー。
地味なプレーだが、今の日本サッカーでは重要なプレーとなっていた。
バーレーン戦での復帰が望まれるところだ。

バーレーン戦、宮本・ヒデと会談を行ったジーコは、3バックへ戻して戦う事を公表した。
センターバックの田中、そして三都主の出場停止明けで元通りと言うことだ。
そして、バーレーン戦では出場停止の小野に代わり、ヒデのボランチ出場が濃厚となっている。
チームではボランチでの出場経験もあるヒデだが、代表での先発となると記憶にない。
本職の遠藤、中田浩二がいる上でのこの判断。
実はイラン戦に次ぐギャンブルともなっているのだ。
ジーコ監督はヒデへの信頼を現した。
この期待に答えてくれる事をヒデには大いに期待したい。

        楢崎

  田中  宮本  中澤

     ヒデ 福西

  加地      三都主
       中村

     鈴木 高原


バーレーン戦に負けるような事になると、残り全勝でも地力2位以内確保は不可能となる。
某テレビ局のコピーではないが、正にその一戦がバーレーン戦だ。
“負けられない戦いがある”

勝つのみだ。

W杯アジア最終予選 日本vsバーレーン/勝利以外に何がある?

2005-03-28 | 食う軍
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     【【 作戦発動 】】

 発:kawakero司令
 宛:食う軍各隊員
  
 場所:日本/埼玉スタジアム
 目標:バーレーン
 時間:2005/03/30 19:30(日本時間)
 作戦名:バーレーン挟撃作戦
 地上波:テレビ朝日系列/衛星:NHK BS1
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解説
・セルジオ越後 川添孝一/テレビ朝日
・木村和司 井原正巳/NHK BS1


負けられません。
このバーレーン戦、勝利で勝ち点3獲得以外の道はありません。
なぜなら、このバーレーン戦を落とす事になると、残り全勝でも地力2位以内通過の道がなくなるからなのだ。
イラン戦を引きずってる場合ではない。
勝つのみ!

バーレーンは難敵である。
とにかく全力で走る攻撃陣に、スペースへのパスと言う超高速カウンター攻撃が主だ。
ガッチリ守って、攻めるとまた守りに戻る。
この繰り返しを北朝鮮戦でも淡々とこなしていたのだ。
北朝鮮戦を終わって直接日本入りしたバーレーン。
時差がない移動で、体調は日本勢より良好と見るのがいいだろう。
相手にとって不足なしだ。

昨日(3/27)の日曜夕方、首都圏上空に地震雲らしき雲が発生しているのが確認され、今朝のニュースをにぎわしている。
“地震”雲ではなく、日本サポの熱気とバーレーン戦勝利を確信した為に発生させた“自信”雲に間違いない。
吉兆だな。
ハーーーッハッハッハ!

負けられない一戦、食う軍としても心して食わねばならん。
主要産業が石油とアルミニウム精製、そして化学製品ととにかく食いづらい相手。
一番効果があるのがアルミニウムをかじりながら、石油を飲む事であろう。
我こそはと言う隊員は是非挑戦していただきたい。
成功の折には、テレビ出演が待っているであろう。
司令?
普通なの食べるよ。
イラン戦でも出たけど、ダーツなる香辛料を出荷している事が判明。
また粉物を食べる事になるのかも。
この辺りは各員の情報を求む。

絶対に日本が勝つ。
我が食う軍も勝利を渇望している。
ゆけー!同士達よ!
食う軍、出撃!
※ナビスコ杯鹿島勝利で気分上々の司令が発する大号令でした。