どこか遠くでフッチボル

鹿島サポだが裏の顔は日本代表サポ組織「食う軍」の司令。徒然なるままボソボソと。

ジーコジャパン初タイトル♪ キリンカップ優勝!

2004-07-14 | Football
昨夜のキリンカップ最終戦
<日本 1-0 セルビア・モンテネグロ>
の結果となり、2勝0敗で日本代表が優勝。ジーコジャパンにとっては初タイトルとなりました♪

良かったところは…
まず、終始攻撃を意識していたところが素晴らしかった。
前線で引っ張った隆行と、中盤でボールをキープして上がりを即す俊介が、チームに攻める意識を持たせ続けていた様に思う。
中央でのパスワークは、連携も取れて迫力があったと思います。

気になるところ…
相変わらずのサイド攻撃の迫力不足。守備に関しては及第点ですが、攻撃に厚みがないぞ。宿敵磐田の選手を推すのは心苦しいのだが、ジーコさんはなぜ西を使わないんだろう。攻撃は一級品なんだけどなぁ。
それと、無得点に抑えておいて何なんですが、最終ラインがちょっと不安定です。セットプレーでの守備は、紙一重のプレーが目白押しでしたね。危なかったぁ。

本当にいい形でチームが仕上がってきました。
数ヶ月前には、各誌でジーコ解任騒ぎを煽ってた感もあるマスコミ。
一転してジーコジャパン賞賛だよね~。
トルシエの時にも同じだったんだけれど、一試合見ただけで結果を求めすぎてると感じています。
サッカーは一日にして成らず。
ちょっとだけ、長い目で見る事を期待したいですなぁ。

※写真は、カシマスタジアムに立つジーコの銅像です。
 この像の周りの地面、鹿島に在籍した、全ての選手の足型プレートで埋め尽くされています。
 レオは偏平足、ジョルジは足型まで闘志の固まりでした。

白神山地へもう一度…

2004-07-13 | etc
先月の事になるが、青森から秋田に掛けて広がる、白神山地に行って来た。

今では世界遺産にも登録され、有名になった白神山地だが、以前からこの山には行ってみたかった。この山を訪れた椎名誠の記事を読んでから、10何年思い続けていた感じ。
更に一昨年NHK“プロジェクトX”でも取り上げられ、行きたい気持ちは最高潮へ…。

先月友人4人で念願の白神山地に行く事が出来ました。
感想はと言うと、とにかく圧巻の一言でした。
山登りは好きなので、沢山の山を見て来ていると言う自負はあったんですが、とにかく白神は“山が濃い”って感覚。
入山が出来る“バッファーゾーン(緩衝地域)”を歩いてみたのだが、その地域でさえ動物の気配はとても濃かった。熊が登った爪後が残るブナ、そして糞と、自分達を怖がらせる動物の忘れ物は多かった。
今回は時間の制限があり1日しか歩けませんでしたが、来年には時間をもっと取り、再び訪れたいと思っている。

人間の物じゃない山々。訪れる事が出来た人は、
映画“もののけ姫”の世界に足を踏み入れる事が出来ますよぉ…。

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白神山地の世界遺産指定の礎を作った、またぎ達(熊猟師)が生活の場を奪われる危機に瀕し、苦しんでいます。
世界遺産指定後、環境省の方針で同地域が鳥獣保護区に認可されました。それ自体は素晴らしい事なんですが…。
問題は、白神伝統、またぎ達の熊猟までが規制対象に。
またぎ達は、白神山地の一部。特例を設けて猟を許可すべきではないか…私はそう思っています。

以前見向きもしなかった白神山地
無意味な“工事を作る為の工事”で道路を横断させようとした白神山地
またぎや、地域の人達の運動で世界遺産登録が出来た白神山地
そして、鳥獣保護区を立に、国がまたぎ猟を締め出した白神山地

法規一辺倒では計れないんだよなぁ。

マクラーレン復活!?

2004-07-12 | MotorSports
昨夜F-1英国GPを見た。
結果は相変わらずのM・シューマッハーの優勝で終わり。期待のBARホンダ勢も失速。ハンドリングに苦労した佐藤琢磨は完走したものの結果は11位と振るわなかった。

このレースの見所は、今シーズン開幕から苦しんでいたマクラーレンが復活の兆しを見せた事だ。
あのマクラーレンが、開幕から中盤に沈み続け、完走すらならなかったのだが、調子の出ないマシンに見切りをつけ、本レースより新車MP4-19Bを投入。速さでフェラーリに追い付いた感もあり、今後セットアップを煮詰めると、相当な力を発揮する予感もある。
フェラーリに続く位置を狙うと言っていたBARホンダは、更なる開発が必要だろう。
特に新空力パッケージが不発だったこのレース。次のレースまで2週間で、どこまで改良できるかが見物だぞ。

BARホンダで一つ思い出した。
友人が、聞いた事ない車部品メーカー工場で努めているんだが、そこでBARホンダF-1用の部品を作っているらしい。
ここ数ヶ月、レースが終わる度に、部品を改良依頼がきて、直ぐに対応・製作して、海外発送。これを繰り返しているから、忙しさが半端じゃない…って愚痴っていました。
F-1を闘っているのは、現場やホンダだけでなく、下請けの部品工場も同じなんだなと驚きました。

リーガ・エスパニョーラが見たい

2004-07-11 | Football
WOWOWに入ろうかと思う。
EURO2004が見たいがため、15日間無料体験を申し込み、ちゃっかり只で楽しんじゃってたんですが、来月にはスペインリーグ(リーガ・エスパニョーラ)が始まるんですよねぇ。

鹿島の熱狂的サポーターを自他共に認めているんですが、その他のチームというと、バレンシアのサッカーを最高峰とあがめているんです。
先シーズンのWOWOWの放送を見ると、レアル・マドリがメインで予定を組んでいました。
今年もメインはレアルと覚悟はしていますが、まさかチャンピオンチームのバレンシアにも注目はしてもらえるんじゃないかって、期待しちゃってるんですよね。
よーっし。加入金が無料のうちに、契約じゃあ!

KIRINCUP開幕! <日本3-1スロバキア>

2004-07-10 | Football
昨夜、日本vsスロバキアでキリンカップが開幕しました。
福西・鈴木・柳沢が得点を決め、3-1で初戦を飾りました。

結果は勝ったものの、内容的にはお寒い感じだった。
今朝のスポーツ誌を見ると大絶賛だが、あえて苦言を言わせて貰うと、欧州遠征で見せた闘志が伝わってこない内容だった。
チェコ・イングランドを相手にした際に見せた、チャレンジャー精神から来る球際の強さ。これが、格下を相手にすると出来ないんだよね。間が伸びた試合をすると言う、以前から変わらないサッカーを見せちゃってました。
それと、3-5-2のシステムは合ってる気がするのだが、このシステムでの生命線である、ウィングで一言。左のサントスはいい。しかし、右の加地は正直物足りないぞ。オリンピックに行ってる石川(FC東京)、この日控えの西(磐田)、代表から呼ばれなくなった名良橋(鹿島)。等々、他に適任がいる気がするんだよねぇ。
どんなもんでしょか?

次の相手は、ストイコビッチがサッカー協会会長をやってる、セルビア・モンテネグロ。
メンバーを見ても何人も知ってるし、質の高いサッカーを見せそうなのだ。
力は5分5分と見た!
楽しませてくれよ、ブルース達!
              ↑TBSだけが使う、日本代表愛称(苦笑)

好きな作家は“福井晴敏”なのだよね

2004-07-09 | etc
あまりテレビは見ない方だ。
朝食の時に、ちらりと見るぐらいかも。
夜は、ビール飲みながらラジオ聞いたり、後は本をよく読む。

ここ数年で一番面白かったのは、福井晴敏が書いた本なのだ。
来年映画化が決まり、現在撮影中の2本「終戦のローレライ」「亡国のイージス」の作者と言うと、わかる方もいるかな?
最新刊は昨年発刊されている「終戦の…」なのだが、私の一押しは「亡国の…」で、これは冒険小説好きを自負するなら読んで欲しい一冊だなぁ。
軍事サスペンス物は、絶対に海外の作家に限る…と言い続けていた私に、頭から冷水をぶっかけちゃってくれたのだ。

「亡国のイージス」
最新の電子設備で武装した、海上自衛隊のイージス護衛艦が軍事クーデターを計画。首都東京に向け細菌兵器で脅しをかける…。
このイージス艦をめぐる男達の闘い。最後は号泣しそうになった作品でした。
読後の爽快感は、この作家の作品を読んだ後に共通した感覚かもしれません。

多分映画化されると“不評”のレッテルが貼られるでしょう。
だって、あれだけの話を、たったの2時間でまとめるなんて不可能ですもん。
小説で読め!黙って読め!!そして日本と言うものを考えるのだっ!!!(ちょっと大げさ/笑)


amazon.com
  ↓
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062734931/250-3656791-8024269

ワンクリックで救える命

2004-07-08 | etc
ワンクリックで世界を対象にした募金に参加出来る…そんなサイトを発見しました。

“dff/ワンクリックで救える命がある”
        ↓
    http://www.dff.jp/

数社協賛でそれぞれにテーマを持ち、募金を行っているんですが、その方法が面白い。
1クリックを1円として、実際にその企業が募金をしてくれるんですよねぇ。もちろん、クリックする側にお金は掛かりません。
各テーマごとに、1日1クリック(つまり1円)と制限されていますので、とにかく毎日サイトを訪れてクリッククリック♪
額としては小さいですが、毎朝これをやって、ちょっといい気持ちになったりしてます。

協賛企業が尻込みするぐらいの額になるといいなぁ。

数年前のダイエットって

2004-07-07 | etc
5年前ぐらいだろうか。
ふとしたきっかけで減量に挑戦する事となった。

当時の私のサイズはと言うと<身長171cm/体重90kg>
結構なサイズでございましたねぇ。
ふとしたきっかけとは、夏のある日、忙しくて朝食食べただけで一日が終わってしまったら、あくる朝1kg減っていた…たったそれだけの事だったんですがね。
やる気とは恐ろしいもので、次の日から早朝ジョギング(5km~10km)を走り、食事は動物性たんぱく質を除いたメニュー。夕食はトマトと、豆腐(1丁)がメイン。
昼はコーヒーをブラックで数杯。
そして、アルコールは、週末のみに限定。

これをしていたら3ヶ月で体重が65kgになりましたぁ。
副産物として、ジョギング→マラソンと変化して、その年の暮れにはハーフマラソン出場までしちゃいました(笑)
見事に成功したわけなんですが、当時は深く考えてなかったのですが、結果オーライでいくつかのダイエット方法が加味されていたようです。
・豆腐ダイエット
・トマトダイエット
・コーヒーダイエット
ダイエット中は、水分補給と、カルシウム不足には注意しました。ダイエット的にはマイナスだったかもしれませんが、“骨、骨”と呟きながら、牛乳もがぶ飲みしてましたぞ。
<>

幸いリバウンドもなく、現在では70kgちょっと(リバウンドとは呼びたくない)で推移しています。
ちょっと戻ったのは、人生の教訓立てたからでしょうか
         ↓
“死ぬ時、ビールもっと飲んどけば良かったって悔やみたくない”

ミュージカルは楽し

2004-07-06 | etc
年に数回だけど、舞台を見に行ったりしてる。
ミュージカル・オペラ・パフォーマンス系…とにかくごちゃ混ぜ。
文化的な生活からは程遠い人生を送ってきたんだけど、数年前から友人に連れられて行くうち、見事はまった。

去年見に行った“劇団四季/マンマ・ミーア”は過去最高に面白かったぁ♪
全編ABBAの曲で構成されているので、私と同じ40歳前後の人は、楽しめる事請け合いですぞ。
是非もう一度見に行きたいって思ってたんだけど、11月で終わってしまうとの告知がありました。行きたいなぁ…。

劇団四季、“マンマ・ミーア”HPはこちら↓
http://www.shiki.gr.jp/applause/mammamia/index.html

EURO2004/優勝杯ギリシャの手に!

2004-07-05 | Football
<Portugal 0-1 Greece>
昨日の予想は大外れ…。
EURO2004優勝杯は、無印マークのGreeceが獲得しました!
攻めまくるPortugalの攻撃を防ぎきり、正に執念で勝ちを手にしたGreece。
あっぱれじゃ!

試合内容は、予想通りPortugalが攻めまくり、Greeceはカウンター一本の内容。
後半、コーナーキックのボールをハリステアスがヘッドで決め、Greece先制!その後、Portugalの猛攻が始まるも、執念の走り・寄せで防ぎきり、開幕から貫き通したGreeceサッカーの勝利と終わりました。

この試合のキーポイントはサイド攻撃だった。
華麗にポジションチェンジを繰り返すフィーゴとロナウド。この揺さぶりにも、まったく動じなかったGreeceSBの二人。効果的なクロスは一本もなかったように感じる。
そして、自陣ではボールをフリーでは絶対に持たせないと言う、走る守備が光りました。
Portugalの攻撃は、ボールは持てるものの、フィニッシュまでいけない。特にマニシェ、デコはマークをかいくぐれず苦労していた。後半ルイ・コスタを入れて形が良くなった事を考えると、交代はもっと早くても…いや、先発させたのがベストだったろう。
この大会を通じて、ルイ・コスタをチョイスせず、デコを使い続けたフェリペ監督の采配が残念でならない…。


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大会総評

はっきり言いますが、私はGreeceのサッカーは好きじゃない。
守って守ってのサッカーは、見ていて本当につまらない。
しかし一方では、国の威信を掛けた大会では、それもありなのかと納得もしている。
ファンの為にあるクラブチームと、代表チームとでは、求めるサッカーの質は、自ずと違ってきているのだと改めて実感した。
勝ちにこだわり過ぎ、サッカーの質を落としていると言われる、イタリア・セリエA。守備に徹して、とにかく点を入れさせないことを優先する。クラブサッカーでこれをやられると、ファンは退屈なのだ。しかし、国を代表する一発勝負のW杯・EURO等の国際大会では、それもありなのだろう…。

チャンピオンズリーグでポルトが優勝し、ユーロでギリシャが優勝。本当にサッカーは分からない。
結果が全て…いやいや質の向上を目指すべき…パラドックスは続いていくのだよね。

EURO2004が終わりました。
祭りの後の寂しさは正直感じますねぇ。
しかし…日本代表・Jリーグ、そして8月にも開幕する欧州リーグ・チャンピオンズリーグ。
お楽しみは続くのだっ!