玄海の語り部

「健康」を当たり前と思っている人。
それを失ったときに判る「健康」のありがたさ!
川俣保美がそれを熱く語ります。

昔なつかしい?「花札」について

2011年04月24日 10時00分59秒 | その他の話題
今日は日曜日、肩の張らない雑学を
花札をご存知ですか。
今の若い人には縁の無いものかもしれませんが、私の若いころには良く使われていたカードゲームです。
「任天堂」、今ではデレビゲームの会社として認知されていますが、私の若いころはトランプや花札の会社でした。
任天堂の「大統領」、「天狗」や「都の花」と比べて一番価格が高く、しかし品質が良く、私は花札を買う時は必ず任天堂の「大統領」でした。

1月松、2月梅、3月桜、4月藤、5月菖蒲、6月牡丹、7月萩、8月芒(坊主)、9月菊、10月もみじ、11月柳(雨)、12月桐

1月、正月には縁起の良い松に鶴
1月2月の松や梅の短冊の文字は「あかよろし」明らかに良いという意味です。
2月、梅に描かれている鳥はウグイスと思われがちですが、実はメジロです。ウグイスの体は茶褐色と白です。
3月、桜の短冊の文字は「みよしの」美吉野、桜の名所、奈良県吉野地方の美称です。
4月、藤にホトトギス
5月、こどもの日には菖蒲湯
6月、最近では余り見ることの少なくなった蝶、6月ごろの多く飛びます。
7月、イノシシが出現
8月、月見、9月は菊を見て、10月は紅葉です。
10月、もみじに鹿、鹿が横を向いていますが、これが「鹿十」(しかとお)、訛って、無視したりすることを意味する隠語の「しかと」の語源と言われています。

11月、柳の葉が美しく、雨に柳は映えます。
柳に小野道風。蛙が柳の枝に取りつこうとして頑張っているのを眺めています。11月の札の他の3枚は、柳に燕、柳に短冊、そして雷と太鼓の札です。

12月、桐で最後の月の意味です。きりをつける、きりがつくの「きり」。物事がそこで終わりとなる。区切りのところという意味です。語呂合わせです。
「ピンからキリ」のキリ
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2 コメント

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Unknown (アラカンバアバ)
2011-04-24 15:36:48
語り部さんの説明を聞いて雨の外れ札を見ました。なるほど・・雷と太鼓の札でした
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Unknown (語り部)
2011-04-25 05:48:12
色々なことに興味の多い私です。
雑学も調べてみると面白いものも多いもので、昔、時間のあった頃はよく調べていました。
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