私達の子供の頃は「ポン菓子」を良く食べていましたが、最近はあまり見なくなりました。
それに変わってポップコーンを見る機会が増えてきました。
普段野菜屋さんで見かけるトウモロコシ、あれを乾かして炒るとポップコーンになるのでしょうか?
そんな質問を受けました。
結論から言えばホップコーン用のトウモロコシと一般に販売されているトウモロコシは品種が違います。
普段野菜屋さんで見かけるトウモロコシ、あれを乾かして炒ってもポップコーンのようにはなりません。
ホップコーン用のトウモロコシは爆裂種という種類で、外側の硬いでんぷん質が厚く、温めると真ん中の軟らかい部分が膨張して、ある程度膨張すると爆発して、あのようなポップコーンが出来ます。
普段野菜屋さんで見かけるトウモロコシは外側の硬いでんぷん質が薄く、中の軟らかい部分が大きいため、爆発はしなく、ゆっくりと膨らんでいきます。
普段野菜屋さんで見かけるトウモロコシを破裂させるには、昔、ポン菓子を作っていたように、圧力容器のようなものに入れて、くるくる回します。
そしてある程度圧力が上がったら、一気に解放すると、ポンと大きな音を出してトウモロコシのポン菓子が出来ます。
昔は良く見たポン菓子、今はほとんど見る機会が無くなり、寂しい気もします。
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