人の祖先は猿といわれています。
人の先祖の猿は木の上に住んでいました。
木の上は安全で食物もふんだんにありました。
長い歴史の中で季節が変わり、乾燥の時代に入ります。
木の上の食物が不足します。
すると弱い猿は木から追い出されてしまいました。
追い出された大多数の猿は、何時か戻れる事を夢見たり、戻る努力をしたり、追い出した猿達を恨んだりして、結局は滅びました。
その中で一部の猿は現状を受け止め、新しい試練に立ち向かいます。
草原は木の上と違い危険がいっぱいです。
身を隠すことが出来ません。
そこで少しでも早く敵を見つける為に、背中を伸ばし立ち上がります。
そこで、猿以上に手が自由に使えるようになります。
時は遷り
ヒトと呼ばれる種がアフリカの南部で生まれます。
そして、人口が増えていきます。
人口が増えすぎると食料が不足します。
すると、また同じように弱い人間は、その快適な地から追い出され、寒い地方へ流れていきます。
四季があれば、いつも裸で過ごすことは出来ません。厳しい世界を生き抜くために、苦労して知恵を使って生き残りをはかります。
そして、現在
厳しい地域に住んでいる人間のほうが文明を進めています。
こうして見ると、弱い、今で言う落ちこぼれが、逆境に追いやられたために成功したのかもしれません。
ピンチはチャンス
逆境にある人ほどチャンスの芽があるのかもしれません。
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