カッパの淡々スイスイ

ヘラブナ釣りなんかの淡水ウキ釣

府中へら鮒センターに行ってきた。天気予報をみて

2020-11-22 21:00:00 | へら
2020年11月21日(土)

3連休初日。
天気予報でどこも昼過ぎから風が強くなる予報です。
電気予報で風が弱い釣り場を探しますが、よく行く場所はどこも昼過ぎに強風の予報です。風があまり強く吹かない場所がなければ、風が避けられる釣り場に行けばよいと思いながら、電気予報で各地を調べます。明日、明後日は辛うじて、レンタカーが借りられたのでよいのですが、今日は電車釣行となります。

そして、風が強く吹かない地域で見つけたのが府中でした。ここは天気予報を信じて府中に行くことにします。

朝、開場時間の7前に到着するようにきちんと出発しましたので、電車を乗り間違え、トイレに駆け込まなければ開場時間に入場出来ていたと思います。
7時20分頃到着してから、丁度、3席空いている場所があったので、ご挨拶して真ん中の32番の席に座ります。





【釣結果】
釣り座に座ってからどんな釣り方のしようかと考えます。
できる釣り方は、両感嘆の宙釣り、浅棚ウドンセット、段底となっております。
周りの方々をみるとあまり長い竿は邪魔になるので振らない方がよく、浅棚ウドンセット釣りをするとちょっと騒がせてしまって迷惑かなと思いまして段底にします。ただ、両ダンゴ、ペレ宙でも釣れているので、段底でも釣りになるのでしょうか心配ではありました。

竿は最短の7尺を取り出します。7尺が振れる池は少ないので、出番があるので嬉しくて出してしまいます。
武蔵の池で使った浅棚ウドンセットの仕掛けを取り外して、底釣り用の仕掛けに付け替えるのでした。

タックル
竿:ダイワS 7尺
浮子:クルージャン ウィンターバージョン 段底 PCムク 2番 ボディー9cm
道糸:将鱗 スーパープロプラス 0.8号
ハリ・ハリス:
 上 角マルチ 5号 0.5号 8cm
 下 角マルチ 3号 0.35号 50cm

穂先から浮子までの間が浮子2本分くらい空いていますので、下ハリスを短くして誘いの操作がしやすいようにしようかと考えました。下ハリスは全てチチワ式で、50cm〜70cmの間を5cm刻みで結んできており、50cmが一番短く、付け替える度にいちいち測り直すのは面倒と思いまして、50cmをそのまま使うことにします。ちょっとした手間を面倒に思ってしまうカッパです。





バラケ
・段底 200cc
・セット専用 100cc
・粒戦細粒 100cc
粉をよくかき混ぜでから
・水 150cc
均一に水分が絡んだらかき混ぜ過ぎずにそのまましばらく給水するまで放置

クワセ
・感嘆II 10cc
・水道水 13cc

ここで、エサ落ちを確認すると浮子の付け根となってしまっていましたので、改めて調整しなおしましてこれに時間が掛かってしまうのですが、重要だから仕方なし。でもちょっと焦って、11目中9目出しとしてしまいました。(8目出しにしたかったのですが・・・)

底の状態は・・・凸凹過ぎます。剣山になっていて、少し動かすだけで浮子トップ1本分だけ変わる場所があります。
小さくて元気なヘラブナがいることでしょうから這わせてもアタリがわかるくらい元気に吸ってくれると思い、とにかく深目に棚を合わせてからあとは、バラケが抜けた後の浮子のなじみ加減を見てから決めることにします。

調整に時間を取られ過ぎて8時過ぎにようやくエサ打ちを開始することになってしました。

丁寧にエサを丸めてハリ付けして、水面で崩れず棚まであまり溶けないようにして、浮子が確実に馴染むようにしました。
浮子が返ってから、サワリはなし。
次の1投でもサワリが出ないのですが、3投目に早くもサワリが出て浮子が返るところで何度かツンツンと浮子が鋭く入っていったのですが、エサ落ち近くまで返ったとことで1目ほど強いアタリで1枚目

次の1投でも浮子が返ってから、ちょっと誘ってカツっと釣れて・・・
この後、3連チャン。
上擦らせてはいけないと注意してはいるものの時々甘く付けてしまうので困ったものですが、対して影響がなかったような感じです。上擦ったヘラブナに邪魔をされて難しくなり、釣れにくくなりそうな感じがしますので、気を引き締めて行きます。

しっかり馴染ませて釣るようにしているのですが、馴染んだ状態でアタってもグッと堪えて浮子が返ってからのアタリをとるという教科書通りのアタリだけを忠実にアワセていき上擦らせないようにしかも高いヒット率で釣り上げています。そうするとバラケが抜けて返って直ぐのアタリにまで手が出せなくなってしまったのです。それでもヘラブナの活性がよく、その後もアタリ返しでまたアタってくれることが多いので助かります。でも、こうなるとアタリに体を反応させられない自分に嫌気がさしてしまいます。これがテンポを悪くしているのです




風は吹いて来ていますが、回っており方向は定まりません。強い風です。でも、まだ段底の釣りが成立しないほどの風ではありません。

風よりも、水中のヘラブナに煽られて浮子が流れていっているようです。それだけ活性がいいのです。活性がいいので、流れて行っても浮子が返ってから数度誘えばアタってくれます。それでもバラケ付けずにクワセだけを放り込んでも当たらないのです。こうなっているので、やはりバラケの調整はできているのでしょうか。

こうしてポツポツと12時頃までに40枚ちょっと釣るのです。
何度かアタリを見逃してアタリ返したヘラブナにクワセを飲み込ませてしまうことありました。


12時頃、簡単にパンをかじって、バラケエサを追加で作り、クワセも追加しました。ヘラブナがはしゃぎ過ぎているようですので、重さを追加するために粒戦細粒を少し加えたのですが、これがちょっと硬くなってしまったのです。

気温も上がって来て、ヘラブナも水面にウジャウジャと湧いて来ています。

バラケエサの付け方は気を使って、バラケはボソではなく、手水で調整してしっとり柔らか過ぎず、硬過ぎず。表面を丁寧に滑らかにコロコロさするように丸めて使います。
チモトに加える圧は、微妙な力加減でちょっとだけ優しく撫でる位が今回はちょうどよく、棚に入ってからチリチリ・ストンという感じで浮子が返ってくるのです。上手くいけばですが・・・

こうしても、何度も上のヘラブナに揉まれ過ぎてしまい、棚に入って馴染まなかったり、沈没したり。
クワセは朝作ったクワセだとアタルのですが、新しく作った硬めのクワセではアタらないのです。
クワセを変えるだけで、サワリの出方が全く異なるのです。柔らかい方がヘラブナのサワリが弱く、はっきりしたアタリが出るのですが、粒戦細粒を入れた硬いクワセを使うと浮子が騒がしくカラツンを連発します。
柔らかいクワセを使い続けることにします。

テンポよくエサを打ってみると、水面のヘラブナの寄りがどんどん強くなっていくのです。これだけ騒いでもクワセだけを放り込んでも釣れないのです。それでも釣れるかもしれないと淡い期待も持ちつつ、しばらくはヘラブナを落ち着かせるためにクワセだけを放り込んで誘って誘って打ち返すのです。こうなると釣れない時間だけが過ぎていくのです。

方向性を変えます。
ちょっと、トイレ休憩をして床休めをし、水面のヘラブナが退散するまでのんびりと待ってみます。
落ち着いた頃合いを見計らって、再開。

バラケの付け方を丁寧に丸め、エサは水面近くを振り込み優しく落とすようにし、馴染んで返ってからじっくりアタリを待地、何度も誘いを掛けてイッパツの浮子の動きを狙います。

エサ打ちテンポはゆっくりとなりますが、ヒット率は上がり、結局長い間釣れないということはなくってくれました。
12時から1時過ぎの小一時間くらい大して釣れていなかったのが、ペースはゆっくりとなってもポツポツまた釣れるようになりました。

サカナの活性が高いので、落下中にバラケやクワセを喰ってきたヘラブナも釣れましたが、これはリリース。(ノーカウント)

こうして、ペースを取り戻して、3時過ぎにバラケがなくなり納竿しました。

結果:64枚
でも、重さが24kgとは・・・府中のヘラブナですから・・・




なお、釣っていた人は、底釣りか宙釣りか釣り方は分かりませんが100枚オーバーでした。
その他、カッパよりも釣っている人はまだまだいるようでした。そのくらい釣れていたのです。

約7時間の釣りで釣れれば楽しかったですのですが、まだまだ修行が足りません。
そこで、明日は某所で、某氏と段底対決をすることにし修行をすることにします。
明日は、これ程は釣れないとは思います。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿